情熱大陸日記 ~(株)情熱 代表取締役 水野元気の日本を情熱的にする日記~ -5ページ目

人生の地図を作る

旅をするうえで地図はとても大切だと思う



あてもない旅も素敵だけれども

少なくとも方向性やだいたいの目的地を

決めないと旅をすることはできない。


中田英寿氏が引退時にブログで

「人生とは旅であり、旅とは人生である」

と記したけれども、人生とは旅に似ていると

自分もよく感じる。


さて、

その中で我々はどれくらい

「人生の地図」

を持っているのだろうか?



夢や目標の大切さは

どんな本屋にいってもたくさん並んでいるように

みんながわかっていることだ。


しかし、

「自分のやりたいことがわからない・・・・」

は多くの人の悩みであり、

つまり旅でいえば

「行きたいところがわからない・・・」

人が多いのである。


ただ、ここで言いたいのは

だったら、近くでもいいからまずは旅をすること。

そして、その旅の道のりを経て

出逢う体験、人との出逢い、困難や感動を

味わうとまた見えてくる景色があるから。


だから、

人生=旅と考えたら

時には休むことも必要だけれども

ずっと同じ場所に留まるのでなく

目的地を決めて進んでいく必要性がある。


そして、それは30歳くらいまでに

人生の旅のテーマを見つけ、

40歳くらいまでに人生の目的地を見つけることが

理想の状態だと自分は想う。


孔子が

15にして学を志、

30にして立ち

40にして惑わず

50にして天命を知る

とあるように、


30歳である程度の旅のテーマがみつかればいいと思うのだ。


そのためにも

たくさんの旅を体験しておくことが必要だし、

1回しかない人生の旅というこの一生を

どんなテーマで生きたいかを決めることから逃げないで欲しい。



そして、地図を持っていない人でもう一つ多いのが

「現在地と現在持っているモノや使える手段がわかっていない」

ということ 



例えば、アメリカに行きたいという目的地が決まったら

今東京にいて、お金がこれくらいあって、手段としては

電車や飛行機が使えるから、いつまでにこうやって行くという

行動計画が作ることができる。


しかし、

人生という旅はもうちょっと複雑で

自分の現在地がわかりにくい。


どちらかというと

航海に近いかもしれない


ある日生まれて

大きな海の真ん中を航海している。


最初は家族が所有する船にのりながら

他の船と交流しながら少しずつ成長する


そして、

成人すると自立して自分の船で

出航しなければならない


その時に大切なのは

1・自分がどこにいるか

2・自分が目的地に向かってどんなことが使えるか
(何が足りないか)

を知ることなのである。


それがわからないと地図は完成しない。

そして、多くの人がそれをわかっていないし、

自分の現在地を直視しようとしない。


自分はどこにいて、

・帆が貼ってあるのか?

・オールはあるのか?

・オールを漕ぐ力やスキルはあるのか?

・スクリューはつけられるのか?

・潮の流れや風の向きはどうなのか?


そういったことを知らないと

目的地まで行くことはできない。


だから、

目的地を決めると同時に大切なことは

現在地を知り、使える手段を見極めることである。


そこに20代はもっと真摯に向き合った方がいいし、

足りないものを理解したら、どうやってそれを

使えるようにするかを考え行動していくことである。


たった一度きりの人生。

思いっきり生きるためにも

人生の地図を描こう!


そして、その地図は何度修正したっていいし、

新しい地図をたくさん描いてもいい。

そうやってたくさんの場所に旅に行った人生を過ごして欲しい。

そして、僕はそう過ごしたい!



自分も

人生の地図をもっと詳細に描こう。

そして、思いっきり冒険していこうと思う!



人生は一度きりだから。