最近の精神医学界では、
インターネット上でPTSDという言葉が一人歩きし、
広すぎる意味で使用されている現状を憂慮しているそうです。
その為、「PTSD」という言葉を、
阪神淡路大震災や、地下鉄サリン事件などの
自然災害や、突然の大規模な犯罪被害などの狭義に
限定してしようするように変化してきているそうです。
その理由として、
医療保険制度(国保・政府管掌健康保険等)や、
それ以外の生命保険等の保証の問題があり、
特に、生命保険の場合は
精神病免責が廃止された昭和62年以前に
初診日がある場合は保険金が支払われることはありません。
各生命保険会社や、生命保険協会ですら、
明快に答えない内容なので、
おそらくは、
その他の生命保険での一般的な傷病の保証同様に、
その原因が、昭和62年以前にあるか否かで告知義務違反に
該当すると判断され、
入院治療を受ける際にも不利益を被る可能性があるからです。
無知とは恐ろしいものです・・・
自主的にPTSDという言葉を診断書に書いてくださいなんて
くれぐれも口にしないようにしましょう。