今日の真夜中、
一人大阪に向かって車を運転し、
鬼束ちひろさんの『私とワルツを』を聴いていて、
あなたの事を思い出していました。
過去を美化しているのでなければ、
私の勘違いでなければ、
あなたはあなたなりの愛し方で想っていてくれていましたよね。
精神科に長期間勤めていると、
あなたは当然、「バーンアウト」という言葉を知っていて、
あなた自身も傷つかず、
特に私を傷つける事のないように、
年齢差を理由にして、私のトラウマを知ってからは
「私の両親に受け入れられるはずないだろう。
冷静に考えろ、遊びだよ」
って口にし始めましたよね。
本当に遊びなら、
私自身が性的に倒錯した異常者に狙われ易い種類の人間だから、
この言葉を忘れずに気を付けて生きろと…
それ以外にも、男のずるさをキチンと理解するように、
遊びの対象の女にはならないように、
いろんな事を父親が娘を諭すように、
たくさん教えてくれた。
自分自身の身を守る方法をキチンと実演して、
身をもって受け身を取って教えてくれたのは、
遊びですか？
憐れみですか？
本当に遊びなら、そんな事教えてくれたりしないでしょう？
私自身の心が不安定な時は、
自分が欲していたのに、
ただ静かに一晩中抱きしめてくれていましたよね。
いつも、自分が欲しているから、
私が欲しいと言って
求めてくれていましたよね。
私が口に出来ないためらいも、
全部あなたが気づき引き受けてくれていましたよね。
私自身の心が今まで壊れないでいられたのは、
きっとあなたとの出会いがあり、
「遊び」って言いながらも、
あなたなりの愛し方で想ってくれていた過去があったからだと思っています。
女性として生きる喜びも、あなたから教わった。
あなたとの出会いがなければ、
きっと私は今以上に、
男性不信と対人不信と被害妄想と自殺願望がひどくなっていて、
きっと私自身、既に自殺を実行していたと思います。
あの時は、
あなたは大人で、
私は子供過ぎていろんな事を見ようともしていなかった。
理解する事も拒絶していたのだと思います。
全ての出会いに意味があると思っています。
あなたと出逢えて幸せでした。
ずいぶん遅くなってしまったけれど、本当にありがとうございます。
～インターネットカフェからの修正追記～
１０数年前の、
あの、全国をにぎわせた内部告発からの
医療費不正請求のあの告発はあなたですよね。
もう一人の怒れる人には、
家族がいたから
あなたは、その人に
「俺は一人身だから自由が利く。
内部告発をすれば、再就職先も無くなるだろう。
家族を巻き込んで路頭に迷わす気か？
俺に任せろ。」
と、そう言っていたから、
私はあなただと思っています。
あなたのその私と近しい正義感も安心できていた一因です。
あなたはあれから、
内部告発をした事で、生活や仕事は大丈夫でしたか？
それが、気がかりです。