あの人の母は、
すごいキャリアウーマンだったという話を聞いた。
実際に話してみると
「すごい人だなぁ。絶対男に生まれていたら大成したのに・・・」
と思えるような人物。
清濁併せ呑む度量もあるけど、
基本的には、
非常に人間としての生き方は
常識人の塊という印象を受ける。
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生き馬の目を抜く世界でバリバリやっていた人だから
世間一般の常識とは若干ずれているところもある。
だが、私の好きなあの人には
「昔、やんちゃをしすぎて、ほとほと手を焼かされた」
という昔話をしてくれたりした。
人としての器の広さに憧れるところもあるが、
おそらくは、私の解離性健忘に
あの人が関わっているのに、
正しいことをせずに、
一緒になって後ろめたさを誤魔化すために、
あの人と一緒に、
「私の父や兄が私に対してしたことやろ。
世間一般ではよくあることやで。」
って、誤魔化した。
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NHKスペシャルで「児童への性的虐待」の特集を
放送した翌日くらいに連呼していた。
信頼していたのに・・・
尊敬していたのに・・・
届いた年賀状には
「大いにシェイクスピアの世界を学ぶのも良いかと・・・」
とあった。
シェイクスピアの世界では
双方が行き違いになりながらも、
お互いに逢瀬を重ねているけど、
あの人は、
他の女のところへフラフラしている事を知っていて
こんな事を書くなんて非常識だと、
正直言って幻滅した。
所詮、皆損得勘定でしか動かない嘘つきばかりだ。