息子夫婦からの(正確にはお嫁さんから😙)プレゼントの花たちです




最近は花の苗を購入することもなくなっているので、久しぶりに鉢植えの手入れをすることになります、もちろん楽しみです😊




自分自身には長生きしてくださいと言える母親はもうどこにもいません



毎朝ふたりの母親、実母と姑に手を合わせて、今生きている家族を守って下さいとお願いするだけですね



ところで、私が音楽を好きなのは間違いなく実母のDNAです



母の母、つまり私の祖母は長唄や三味線の師匠をしていました



自身の連れ合いを亡くしたあと、その腕一つで娘(私の母)と息子を育てた芯の強い人でした


その娘であった母も祖母の代稽古出来るほどの三味線が上手でした



その母の娘であった私ですが邦楽には興味がなく、母から一度「三味線やってみたら」と言われた時「やらない」とにべもなく断ってしまいました


今思うと、たくさんの子供を産んで育て(12人)、なのに子供たちは父親の方のDNAでファッション関係に進んでしまい、誰も母のあとを継ごうとしませんでした


音楽が好きだった私に継いでほしかったんだろうと今はそう思いますが、若かった私には母を思いやる気持ちがありませんでした


達人にはなれなくても継いであげたら良かったのにと今は思います



ただ、これは言い訳でしかないですが、当時住んでいた九段は周囲が下流界で、日頃から三味線の音が日常的に聞こえる環境で、夜になれば新内流し(三味線片手に歌う流し)が普通に歩いているような場所だったので、その場所で下手くそな三味線をチントンシャンとやれるわけがないと言うのが本音でした



それと父親譲りで動物を愛してやまない私には、三味線が猫を使って作るというのが絶対理解できなかったというのも大きな要因です




別の場所に住んでいたら、そして猫を使って作るのではなければ、そこそこ努力するタイプなので、もしかしたら三味線の名手になっていたかもしれないと妄想する母の日です



こんなの弾けたら楽しいもんね