北海道に初めて熱中症アラートが発令されたというニュース、図書館をキンキンに冷やして人々に解放してますという話題を聞いて、学生時代の図書館事情を思い出した


昭和のその頃は、今と比べれば夏とは言えそれほど暑くなかったです



一般家庭にクーラーは見当たらなかったし学校にもクーラーはありませんでした


なので、夏休みに勉強する時は、自宅より若干涼しい静かな図書館をよく利用していました



最寄りの図書館は千代田図書館、皇居のお堀に面していて窓を開放していれば涼しい風が入ってきて気持ち良く過ごせましたが、時折り突風が吹いて目の前の教材が飛んで行くこともあり、勉強(受験勉強)に集中するために当時唯一冷房が入っていた日比谷図書館に行くこともありました



なにしろ訪れることが可能な唯一の冷房完備図書館、座席確保が大変で早朝から並びましたね、現在のグルメで長蛇の列と同じようなものでしたよ



懐かしい話題はともかくとして、これだけ気候変動が激しい昨今、日本中どこであっても冷房完備じゃないとダメになったようで、今まで大丈夫だったからとか通用しないですね


ツレの故郷も高地の過疎地、クーラーどころか扇風機すらありませんでした


既に家も解体して訪れる機会もないですが、たぶん冷房無しで暮らせる環境ではなくなっていると想像します



ここ2〜3日、我が家では夜になると秋の虫の鳴き声も聞こえてきて少しずつ秋めいていくのかと期待しつつ、あぁ今年も特に何も成し得ないまま1年が過ぎていくのだと思うと、わびしい気持ちもあります