一昨日の「ちいさんぽ」で取り上げた門司港。
実にレトロな街並みで、私の興味を刺激する建物が
たくさん紹介されました。
そして、駅員さんの制服も、明治時代の鉄道発祥
こちらは大阪商船門司支店として
旧門司三井倶楽部(大正10年建築)
三井物産の旧社交倶楽部。
こうして、明治大正、そして昭和初期に建築された
建物を、当時の様子を維持したまま保存するのには
多額の費用もかかりますし、心ある方々の誠意で
こうして残されているのは、ありがたいですね。
三宜楼というこの古い建築物は、昭和5年に
建築された木造3階建ての旧料亭。
市民たちの保全運動が実り、補修・整備することが決まったそうです。
レトロな建物が多い門司港あたりですが、
ちょっと裏道に入ると、こんな風にネコがのんびりと
寝転んでいます。 ちいさんの番組は、こんなふうに
横丁にあった、老舗の酒屋さん。
中に入ると、こんなふうに、立ち飲みスタイル。
角打ちというのは、酒を升の角に口をあてて呑んだことを
語源としているらしいです。
そして酒屋は飲食店行為が出来ないため、椅子等は
置くことが出来なかったということです。
昔、私が住んでいた東京の真ん中でも、こういった
酒屋さんがありましたよ。
創業80年というこの酒屋さん。
昔の写真ですが、看板の酒の銘柄は
明治45年建築の旧門司税関だそうです。
修復を重ねながら、現在にいたるそうです。
海外には、100年単位の建物が、たくさんありますよね。
こわして作り直すのではなく、直して直して住み続ける。
大変だけれど、そうしていきたいなと感じます。