1月26日 児童クラブ連絡協議会の主催する学習会に参加しました.

講師は、加嶋文哉氏です。

加嶋氏は元小学校教諭で、在職中に不登校を考える親の会として「星の会」を立上げ、現在まで代表として日々相談業務に携わっている方です。

 

大分県内を中心に数多くの講演をされていますので、

どこかで聞かれたことがある方も多いかと思います。

 

今回の講演は「不登校と社会的自立 ~今を生きるに徹する~」と題して、

いくつもの事例を元に不登校の児童への理解を深めました。

 

日曜日の午前中という時間にも関わらず、

たくさんの支援員、保護者に参加していただきました。

 

講演では、不登校の男児の部屋に唯一入る事が許されたペットの犬を題材に、

不登校となった児童が何を求めているのかについて考えることが出来ました

 

それは、のどが渇いた時に水を欲っしているのと同様、

その人が何を求めているのかを考えることだと思いました

 

今回の講演は不登校をひとつのテーマとして挙げて頂きましたが、

大きくは子育てであり人間関係であったと思います

 

 

 

また、なずな児童クラブの内部研修を29日に行いました

小学生たちが帰ってくる前の2時間を使い、過去の講演をみんなで視聴し、

こども理解を深めるための時間としました

 

児童クラブは正確には“放課後児童クラブ”といい、

小学校の放課後に児童が過ごす場所と認識されています。

 

しかし実際は、土曜や長期休みもあり、すべての時間を合算すると学校で過ごすよりも長い時間を児童クラブは受け持っています。私たちはその時間をしっかり「保育」として、こどもの成長を支援できるように日々努めていきたいと思います。

 

1年生から6年生までが集団として一緒に遊べる場所、

昼間の兄弟姉妹として、貴重なこども同士の時間を確保できる様、

今後ともご理解ご協力お願いいたします。