昨年6月に第11回「神社検定神道文化検定」を受験しました。
今回は2級を受験、受験者数は448人で、合格認定者が276人でした。平均点は73.5点、私は80点で平均よりやや上で合格できました。
オンラインで受験したのですが、問題数が100問で90分以内に解答しなければならないので問題を読んだら即回答というスピード勝負な感じです。カンニングはほぼ不可能かと実感。
今回の2級に必要な冊子は、「神社のいろは続」、季刊「皇室」99~102号、「令和のご大礼完全版」計6冊、約800ページを超える分量になります。とくに「皇室」からはどこが出題されるのか不明で、実際だいぶ間違えてしまいました。
神社検定のメリットですが、個人の感想ではありますが、いろんな経験を積めたということです。例えば、奈良の春日大社をはじめ各有名神社に参拝し、一般では入れない施設見学や
貴重な説明を受けたりできたこと、また国学院大学でのセミナーでは生まれて初めて烏帽子をかぶり神職の装束を身に着けるという経験もできました。
さらに毎年開催されている「筑波山水源の森づくり~筑波山神社の鎮守の森で植樹体験」も
ここ2年参加しているのですが、今年は約240名もの方が参加されるなど盛況でした。
今年は10月に伊勢神宮での神宮神嘗祭「初穂曳」に参加の申し込みをしました。抽選なので
参加できるかは未定ですが、お伊勢参りをしたことがないのでこの機会に是非行ってみたいと思います。これらもすべて合格者特典です(費用はかかります)。
受験前にはこのような特典があることをまったく知らなかったのですが、貴重な体験ができるのは本検定のメリットかと思われます。
なにより神社の祭事にかなり詳しくなったことが実感できること、そして神社好き(意外に多い)の人脈ができることもうれしいことであります。