内装も綺麗に黒で統一されていて、ビールが映えそうなレストランなのでディナータイムが良いかも。
とりあえずお店のオススメを聞いて「クラウンバーガー」を頼むことに。英語表記のメニューを渡されておきながら日本語で頼むわけだから店員さんも当然困惑する。毎回の楽しみなのでこれだけはやめられない。
「クラウンバーガー」のお値段はドリンクとセットで1400円。基本的にお高め設定のお店なのでランチタイムであってもこの程度は覚悟する必要があるだろう。しかしちょっとお高めのハンバーガーって最近多いよね。ビールとセットだと+150円らしい。
ポテトが僕に「とりあえずバーガーにいく前に僕を食べてくれ。」と語りかけてきたので、まずはポテトを食らってみると、これが‥‥美味い。皮の焼き加減が絶妙で塩の振り具合も丁度良い。なかなかハイレベルなポテトじゃないか。実にポテレベルが高い。
だけど量が少ない。圧倒的に足りない。ポテトって真の美味しさを感じるためにはマックでいうLサイズくらいの量を無心で食べ続ける必要がある。食い始めの内はまだポテトを"食べよう"と思って食べている。この状態の内はポテトの持つポテンシャルが発揮されておらず、ここで食べるのをやめてしまうと我々がポテトエクスタシーに達することはない。ポテトを食べ続け、無心に食べ始めた頃‥‥‥そこで再びポテトを食べていることを意識する‥‥そうして初めてポテトの美味しさを出迎えることが出来るのじゃ。
☆星 4.1/5.0
ベーコン、エッグ、オニオン、レタス、トマト、と豊富な具材が入ってるにも関わらず見事な調和だこれ。
店長さんに聞いたところソースはバーベキューソ
ースらしいが、多分嘘を言っている(断定)。これがただのバーベキューソースな筈がないだろう、ふふっ数々の好奇心旺盛な客をそうやって欺いてきたのだろうが、俺は騙せないぞ店長‥!
これは新鮮な野菜達と調和するように作られた特製のバーベキューソースだ。マックのポテトをぶち込むバーベキューソースをぶち込んだわけじゃあない。マックのも美味いけどね。
それに味の変化が面白い。噛みごたえのある肉のインパクトの次に絶妙な甘さのバーベキューが来て肉の旨味をギュッとしめる。次の瞬間に新鮮な野菜の軍団が押し寄せてきて‥最後にエッグが君臨して幕を閉じる。
とりあえず感謝したい。今日も素晴らしいハンバーガーに出会えた。
というわけでお洒落かつハイレベルなハンバーガー店であった。吉祥寺のディナーレパートリーのひとつに如何だろうか。