誰かが言った・・ 僕らには
平等であることに意味がある
争いはいけないものだから
銃は手にしては いけません
I See ・・ けどね その誰かは
何丁持っていらっしゃる
世界中で笑みが滲んで
零れた瞳に テレビのフェイクニュース
どこもかしこも 愛だ恋だと
月夜も汚して 街をも焦がした
世界が浮かれ示したサイン
脳裏を埋めて 善悪も判らない
どうしてこうも 和み 和みだと
囲む独裁者 平和気取り
真っ白な歯を見せて 歌うものだから
理想の輪郭を 繕ってしまう
あやふやな正義でもって
裁かれたのは・・・ 誰？
この命の出処は どっかのお偉い様な訳じゃない
誰かが言った・・ 僕らには
人間であるという 権利がある
人間でいられる喜びなんて
人間の僕らには 知り得ないや・・
I Know・・ どうせこの物語も
気味悪い値段で 売られてる
世界中で 嫉妬が弾け
割れた心に染み入る 悪意と罪
どいつもこいつも 縁も所縁も
ない振りしては また堕ちて行く
世界が踊り 結び合った指
よく張った糸は 切るには容易い
どうしてこうも 信じて疑わない
素晴らしき偽善者 神様もどき
喉の奥が見える程 歌うものだから
どれだけ誹謗的でも 泣きたくなる
嘘吐きの理論でもって
嘆き悲しむのは 誰？
この僕らの郷は 欲望塗れの 都会じゃない
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