大変ご無沙汰な更新となってしまいました。申し訳ありません。
すでに自分のツイッターをフォローしてもらっている人たちには予告してありましたが、最近コラムみたいな原稿を書く機会が少なくなり、あまり自分の意見を披露できず欲求不満が溜まっていたので、ちょっとブログに綴らせて頂きます。
シーズン前半戦終盤からレッドソックスの主力中継ぎ投手に故障者が続いています。田澤投手、キンブレル投手と続き、田澤投手は早期復帰したものの今度は上原投手までDL入りしてしまいました。
なぜこんなに次々に戦線離脱してしまったのでしょうか?ずっとレッドソックスの取材をしてきたわけではありませんが、原因の一旦はファレル監督の投手起用にあるように思えて仕方ありません。
MLBでは日本以上に明確な投手分担制を採用しており、ほぼすべての試合で中継ぎ投手を起用しなければなりません。基本どのチームも7~8投手をブルペンに置いていますが、闇雲に起用していたら162試合(さらにプレーオフもあります)の長丁場を戦い抜くことはできません。どのチームも勝ちパターン、負けパターンの投手リレーを組み立て、うまく休養を与えながらシーズンを乗り切るのが普通です。
しかしシーズン前半のファレル監督の中継ぎ投手起用法は違っていました。関係者の人たちから話を聞かせてもらったところ、どうやら原因は好調な打線による采配の迷いのようです。
ここまでチーム打率、得点はダントツのメジャー1位を走るレッドソックス。とにかく打ちまくっています。そのため終盤でも逆転できる可能性を考慮して、2、3点差のビハインドなら負けパターンではなく、頻繁に勝ちパターンの中継ぎ投手を起用していったのです(前半を終えた時点で負傷した3投手の登板試合数が多かったのもそのためです)。
そうなればどうしたって勝ちパターンの投手たちは登板過多になってしまいますよね。それを相殺するために大勝している時は負けパターンの投手を投入すればいいのですが、そういった時も勝ちパターンの投手を中心に組み立てていったのです。これでは中継ぎ投手の起用パターンが決まらず、皆が右往左往することになります。
しかもです。大敗している時以外は、いろいろな状況を考えて(例えば僅差で負けていて打線がチャンスをつくった場合とか大差で勝ちながら投手が打たれ始めた時など)むやみに複数の投手にアップさせるのです。当然登板する投手は1人ですが、試合に投げなくてもブルペンでアップしている分どうしたって疲労は溜まっていきます。
こうした不透明な状況が続けば、どんな投手でも精神的にも肉体的にもダメージを受けて当然です。しかも今年のレッドソックスはかなり厳しい日程のスケジュールを戦っていました。皆かなり疲れていたと思います。
シーズン後半に入りジーグラー投手をトレードで獲得したり中継ぎ投手の立て直しを図っていますが、後半に入ってもファレル監督の投手起用にあまり変化がないように見えます。このままの状態でシーズン終盤を迎えれば、中継ぎ投手陣は崩壊してしまうのではないかと危惧しています。
投手コーチ出身のファレル監督ですが、何とも投手の気持ちを理解していないような采配には「?」しかありません。それでも地元メディアではチームが勝っているせいか、あまり投手起用を疑問視する声が挙がっていないのです。
ようやく胸に引っかかっていたものを解き放つことができました。皆さんはどう思われますか?
とりあえず今日はこの辺で…。
![野球教室](https://stat.ameba.jp/user_images/20151106/00/joshkikuchi/38/15/j/t02200145_0800052613475672610.jpg?caw=800)
報告が遅れましたが、先週の日曜日11月1日にロサンゼルスで松井秀喜氏が開催した野球教室の取材をしてきました。現役引退してもさすがに注目度が高い松井氏。メディアの数が凄かったです。
参加者は抽選で選ばれた30名(実際に参加したのは27名でした)。対象は6~12歳の少年少女でした。
野球教室といっても、松井氏が何か具体的な技術指導したわけではないです。みんなで和気藹々と野球を楽しんだいうのが実際のところです。
この年齢のことも達に細かい技術なんて必要ないです。ケガをしない身体の使い方さえできるようになれば、あとは楽しんでもらい、野球をすきになってもらうことが一番です。
取材している方も楽しい野球教室でした。ぜひ松井氏の活動が継続していくことを祈っています。
今日はこの辺で…。
参加者は抽選で選ばれた30名(実際に参加したのは27名でした)。対象は6~12歳の少年少女でした。
野球教室といっても、松井氏が何か具体的な技術指導したわけではないです。みんなで和気藹々と野球を楽しんだいうのが実際のところです。
この年齢のことも達に細かい技術なんて必要ないです。ケガをしない身体の使い方さえできるようになれば、あとは楽しんでもらい、野球をすきになってもらうことが一番です。
取材している方も楽しい野球教室でした。ぜひ松井氏の活動が継続していくことを祈っています。
今日はこの辺で…。