今日、映画「闇の子供たち」を観に行った。
そして、今日、映画ロケ地であるタイ王国のバンコク映画祭で、この映画の上映が中止になった。
もし、自分の国に置きかえたなら、中止は当たり前のことだと思う・・・。
幼児の人身売買【ヒューマン・トラフィック】や生きた幼児の心臓移植、そして幼児性愛者【ベトファイル】・・・。
ノンフィクションかフィクションなのかは言明されていないが、
火のないところに煙はたたない訳であり、
このようなことに近い現実が世界のどこかにあると伝えたい気持ちはよく解る・・・。
率直な私の感想は、「すごく身近に感じた」の一言である・・・。
そして、こういった人身売買を根絶するには、
世界中の貧困を解消する以外に手段はないのである・・・。
そして、人身売買の先進国である日本には、
かつて年間8万人ものフィリピーナが興行ビザで来日をしていた。
しかし、興行ビザの発給が制限されたものの、
今は結婚ビザで来日をしている・・・。偽造結婚である。
すぐに誰でも解ることであるが・・・、
こんな時代に若い女の子(20代)ばかり揃えている店は、
まず、間違いない・・・。
しかし、以前の興行ビザのタレントは、
こんなホステスの仕事をさせられるとは思わなかったと漏らしていたが・・・、
偽装結婚の娘の場合、フィリピン国内で日本人男性を紹介させられ結婚してからの来日だけあり、
どんな仕事をしても、腹が据わっているというか、納得している。
いずれにしても、貧困の家族を守るための愛があるから出来ることであり、
今の日本人には、全く欠けている愛のかたちなのである・・・。
そして、ついでに言えば、ちょっとしたことでもすぐに自殺してしまう日本人みたいな人間はいない。
とにかく、きれいごとではない・・・。
貧困の為なら、仕方がないのである。なんでもありあり・・・。
生きるためなら・・・。