実際に使ってみたことはあります。

いいですね。。結構使える感じがします。まだ日本語はいまいちなところはありますけど。。。

プログラミングなんぞ、いいんじゃないでしょうか。ちゃんと指示を出してあげると、ある程度精度の高いコードが出来上がります。

でも、、「ちゃんと」が難しいwww

 

面白いYoutubeがあったので紹介。

 

落合さん、凄いですね。こなしていますし、これが何を意味しているかを提示してくれます。

 

さて、使いこなすことはこれからの人間は求められるでしょう。

そして、いまある仕事の大半は、やはりなくなるでしょう。

で、新たな仕事が必要となってくるでしょう。

 

AIを使いこなす人

AIに教え込む人

新しい発想を提案できる人

んなところかな?(曖昧だけどw)

 

単純作業やある程度の流れ作業は、ロボットなりAIが肩代わりしてくれます。

プログラムも作ってくれるし、

プレゼンテーションも作ってくれるし、

売り上げ予測もしてくれるし、、

サボっている人を見つけてくれるしww

 

さて、AIができなくて人間ができることは?

 

AIはコードです。すなわち言語化されたものを処理することが得意です。

人間ができるのは、言語化されたもの以外にも非言語領域での思考?感受性?でしょうか。

 

落合さんも

「好奇心」

ではないか。とwww

 

さて、機械学習エンジンのお勉強をした人はわかりますけど、現在のはやりのAIは、教師付き学習エンジンタイプです。これは、学習するに教師が必要なことを意味しています。

学校行って、教科書を読んで終わりではないように、教科書はどう読み込むべきかと指導する先生があってこそ、教育が成り立ちます。

逆にいうと、現在までの教育システムをコンピュータシステムに適用してみた。というところでしょうか。

 

というところで、現在のAIは、教師が必要であり、教科書も膨大な量(教師データ)を必要とします。膨大な量を読みこなして、初めて精度があがります。

しかし、この教師データを作るのも大変なんです。何百万というデータにタグ付けから重みづけをすることが必要。(いまは億、兆の単位でしょう)

 

教え込むデータが誤っていると、正確な回答は出てきませんから、あやふやなデータを作るわけにはいきません。

また、教師データを作るにあたって、判断した人間の想いというか価値観というものがどうしても反映されます。作成した側は、正しいと思って作成している訳ですけども、それが総合的に判断した場合、偏見がないといいきれるでしょうか?また、それぞれの国や宗教によっても価値観が違ってきます。作成されたAIエンジンに偏見はないといいきれるでしょうか?

ChatGTPも、アメリカで生まれたものです。また、アメリカの大企業が投資して造られた会社のエンジンです。

そこにある一定の価値観をChatGTP経由で刷り込まれる可能性があるかと思います。

 

 

一つChatGTPを代表するAIが評判悪かったのは、暴力、アダルト、武器、〇〇差別といったカテゴリーの区別のタグが曖昧だったため、回答にそれらの表現や、偏見ともいえる回答(発言)がでることでした。それが、最近よくなってきているので、受け入れられ始めたというところです。それは、それらのカテゴリーの学習がすすんできたとも言えます。

 

先ほど言ったように、教師データを作る必要があります。あまり、ニュースになっていませんが、これらのカテゴリーを定義し、サンプルデータにタグ付けして教師データを作ることに実際に人が介在しています。それをやっているのは、アフリカのケニアで行われています。

 

 

勤務時間中、ずっと暴力やアダルトの映像、画像をみながら、タグ付けをする。

朝から夕方まで、月曜日から金曜日まで、、

想像しただけでも気が狂いそうになる気がします。

 

彼らにとっては、比較的高収入のバイト(時給2ドル以下!)ですが、精神に破綻がこないか心配です。

(結局、この請負事業は途中で解約になりました。そして彼らの仕事は失われました)

OpenAIは、必要なデータ作成であり、相応の対価を払っているといっています。

おそらく、別のアウトソース先を見つけて仕事を割り振り、そして、だれかが苦痛をお金に換金しています。

 

そして、その成果を我々は享受しているのも事実であります。

凄い!便利!といって使うのもよいでしょう。

そのために、多くの人々が心を痛めていることも認識してください。

そして、未来、いま働いている仕事はないかもしれません。


そして、そこにいろいろな問題が孕んでいると思ってしまいます。

 

相変わらずの植民地支配的なビジネスとその裏にある偏見。

お金ですべてを割り切ろうとする発想。

貧困層が苦痛を代償に労働対価を得ている状況。

国間の格差。

富裕層と貧困層の格差。

あらゆるところで歪を生み、異常ともいえる行為や発想のコンテンツ化と配布。

それが、またアンダーグランドで再生産されている現状。

その異常といえるコンテンツを作成する側の屈折した心理とその背景。

 

それらが、回りまわって負のスパイラルを形成しているように思います。

 

イーロンマスクが

「一旦停止しよう!」

といったとしても、競争原理が働いている中、やめられません。

機械学習エンジンはどこでも開発しています。

 

中国もこれから出すでしょう。。1億人ぐらいで一気に教師データを作成し、めちゃくちゃ精度のよいAIエンジンを開示するかもしれません。

でも特定の偏見をもったAIエンジンかもしれません。

それも無意識のうちに、その偏見を植え込まれるように。。。。

 

まぁ、それは、程度の差はあれ、開発したエンジンにはどれも言えますが、なにかしらのバイアスがかかっていると認識した方が良いです。

 

しかし、ちょっとした希望ではありますが、

東京大学の研究室で、AIに倫理を教えることにチャレンジしているところがあると聞いています。

AIが人間の手に負えない(動作を理解できない)領域になりつつある現在、倫理観というものを学習させる(組み込む)ことが求められるようになるでしょう。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

なので、、、

ケニアの平和(幸せ)を祈るための投稿も個人サイトにアップしました。