以前、ムーラバンダについてブログしましたが、すこし付け足します。
ムーラーダーラは会陰のところに存在するというのが定説で、それを刺激するために肛門を絞めるというのがムーラバンダ。
肛門の筋肉を刺激することで、会陰を刺激し、ムーラーダーラを刺激する。
最終的にはクンダリーニの覚醒を目指すというものです。
筋肉を刺激するのは一つの方法ではありますが、前回にも書いたように、どこかに力がかかります。ましてや肛門。
私の解釈では、力をかけず、緩めるというか、、その状態のときにフロー(氣)はスムースに流れるもの。
筋肉に力が入ること自体、トレーニングの一環として取り入れることはいいかもしれませんが、常に筋肉を刺激しないとフローが流れないとか、意識できない状態だと、結局、身体のどこかの緊張があることになり、、そこが、新たな詰まりの原因、ましてフローが滞ってしまうことになると思います。
意識だけを会陰にもっていき、そこをやや絞る感じにしてみる。
(水道の蛇口をややしめて流れを小さくするイメージ)
そこから、メディテーションや呼吸をゆっくりしてみる。
ちょっとフローを感じやすくなるかと思います。暖かいもの感じればよいです。
この場合、ムーラーダーラが暖かくなる場合もあれば、スワーディシュターナが暖かくなる場合もあります。
その間を繋ぐ管?が暖かくなることもあります。
暖かいフローを感じてみるだけでもよいかと思います。
(決して熱くしないでくださいね。)