まず、基本の呼吸は、腹式呼吸です。
腹式呼吸は、気持ちを落ち着かせ、冷静になり、ストレスを解消していく手法となります。
では、腹式呼吸は万能で、これを実際に実行するべき!
ということなんでしょうか?
私はそうとは思いません。
胸式呼吸も必要に応じて生まれたもの。
一氣に空気を取り入れて酸素を血液に入れ体中に酸素を転送するにものです。
緊急事態には必要。
臨機応変に使い分けるのが呼吸です。
酸欠になれば、いいアイデアも生まれませんし、ストレスの解消にもなりません。
腹式呼吸は、横隔膜を上下に動かし、肺の空気の取り入れ、吐き出しをするものです。
胸式呼吸は、胸壁筋を動かし、肋骨を上下させることで、肺の空気の出し入れをするものです。
腹式呼吸の場合、肋骨の周りの筋肉、筋膜をあまり動かすものではないです。
すると、肺の周り、肋骨やその周りの筋肉にたいしては効果がないというころもいえるでしょう。
身体全体での柔軟性を考えると、胸の周りの柔軟性を維持しておきたいものです。
なので、たまには胸式呼吸にて思い切り肺の中に空気を取り入れることを行ってみてください。
血液に酸素が回る感じがあり、手足の末端まで暖かくなる感じをつかんでください。
メディテーションする前に、
数回胸式呼吸で目いっぱい酸素を取り入れ、
腹式呼吸を始め、
徐々に深い腹式呼吸にしていく
のもいいでしょう。