脳ばっかり使っていると、体のバランスが保てない感覚になる。

人間の体はよくできているのか、体の一部しか使わないと精神的に滅入ることが多くなり、冷静な判断ができているのかどうかの判断もできなくなります。思考の慣性が働き、複眼的な思考や、俯瞰する能力が落ちてきます。

まずは、体を動かすことでバランスをとることが大事と感じています。

 

とは言え、なかなか体を動かすことがままならない場合もあることは確かですし。

最近ではコロナは人の移動・行動の制限を強いるもので、体を動かす機会を奪うものです。

 

ひょんなことから、ヨガの導師にお会いすることがあり、瞑想の手ほどきを受けることになりました。

昔、それなりに瞑想や気功をしていたこともあり、すんなり瞑想に入れたが、気づいたことがあります。

 

それは腹式呼吸。

 

自分ではできるものと思っていたが、実はまだ胸式呼吸のままで浅い呼吸の状態のまま。腹圧はかけても、腹圧だけで、空気を下腹

まで吸い下げるまで至っていなかった。

 

師、曰く、

「腹式呼吸は自然にできるもの。力加減とかいらない。」

 

それは、上級者の言葉なんだけど、思いつつ。。

力が加わっている、意識して呼吸をするうちはまだまだ呼吸ができていない証拠なんだろうなと。解釈。

ただ、瞑想を続けているうちに、意識を、臍下丹田にもっていくようにはできるようになった。

(師のお導きか?それとも昔取った杵柄?w)

 

1時間30分の瞑想の時間。

耐えられるかと思っていたが、なんとか腹圧をかけたり、意識が飛びそうになるのをこらえ、ヨガスクールの皆様と一緒に瞑想時間を完了。

 

頭に氣が昇りやすい状況だったのが、脳内が軽くなった気がする(ぼーっとしてただけというのもあるがw)。

脳がかるくなり、下腹に氣の充実を感じると、精神的に落ち着く。

 

改めて瞑想をやってよかったので、暫く、継続してみることにする。

 

もう一つ、いいことは、高めであった血圧、脈拍が10-20ぐらいぐっと下がった。

ストレスが多き状況の中、ここまで身体に影響があるものかと実感。

 

鼻からゆっくり息吸って、そのまま下腹へ送り込む意識で、、すると下腹が充実してきます。

(お腹に力をいれるのではなくむしろ緩めて空気を入れ込む感じ)

いっぱいになると自然と吐く気になります。そのときは口からゆっくりと吐くように。

吐き切る手前からまた自然に鼻から息を吸っていきます。

 

呼吸の時間は気にしないほうがいいかと思います。あくまで自然にややいつもより長めで、、

それを繰り返していると自然に息はながくなっていくでしょう。

(苦しくなったら自然呼吸ではないですし、ストレスとなってあらぬ方向に意識が飛びます。氣が散って瞑想にはならなくなります)