「生活ニュースコモンズ」
今回も、「共同親権」特集。
生活ニュースコモンズは、2023年7月、新聞社で働いてきた女性たちが集まって立ち上げた小さなメディアです。一人一人が大切だと思うこと、今伝えなければと考えることを自由に発信しています。(YouTube概要欄より)
「みんなで語ろう# STOP共同親権 」
を再配信。
岡村晴美弁護士
太田啓子弁護士
エッセイストの藤井セイラさん
藤井さんは夫からのDVを理由に去年子どもと家を出ていて、その経験から、導入された場合に想定される事態への危機感を語ってくれました。
生活ニュースコモンズ
阿久沢悦子記者
吉永磨美記者
【DV被害者と加害者の力関係の差】 「全日本女性シェルターネット」共同代表山崎菊乃さん
シェルターに逃げてくる人は、暴力で非常に疲弊されていて、正確に時系列に沿った被害訴えができない状況。一方、加害者は外面がよく、(罪の意識もないから?)理路整然としている。
この力関係に圧倒的な差のある状況で、当事者だけの裁判では、調停委員•裁判官から見れば、 「取り乱している」被害者側の方がおかしいと判断されてしまい、DV認定されないケースが非常に多い。
極端な話、暴力も服で隠れている部分だけやってれば、外側からわかりづらい。
であれば、モラハラのような暴力を伴わないDVを客観的に判断することはもっと難しい。
これらの点を考えれば、「共同親権にDV加害者は排除されるので問題はない」的な政府側の説明は何の保障にもならないことが、素人目でもはっきりわかります。少なくとも今すぐ急いで決める必要はなく、現状のままで共同親権が推進されてしまえば、DV、嫌がらせ、ストーカーに対する抜け穴が大きくできてしまい、とても危険です。
今幸せな結婚生活を送っている人、今独身で結婚の予定が特にない人などにとっては、この問題は関係ないと思えるでしょう。しかし、この問題で現行法のもとでも苦しんでいる、これからこの悪法が通ってしまうことによって大混乱に巻き込まれる人たち(動画にもあったように直接の当事者のみならず、教育現場、医療機関など多くの公共機関に影響が及びます)がいることも深刻な事実です。
この文を書いている私自身現在独身で、両親も概ね円満な生活を送っているので、この問題には少なくとも現状では直接関係のない立場です。しかし、縁あってこの問題を知ってこれはおかしいと声を上げています。
「自分には関係ない」と多くの人が無関心でいるなら、一部の権力を持っている人たちの強い意見だけが通ってしまい、結果救われない人たちが見捨てられてしまいます。なので、一人でも多くの方たちが仮にこの問題に無縁と思っても関心を持って、おかしいと思ったら声を上げることを願っています。
#STOP共同親権 #ちょっと待って共同親権 オンライン署名
2024年4月将棋クエスト5分切れ負け
対局日 4/21