【AiVER.】Fun!Fun!Fun! | 独り言の手帳

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渋谷Ring。旧名「渋谷Glad」

数あるライブハウスの中で1.2を争うほど好きな箱。

距離感もだけど、後列はステージと同じ高さで見れて、足元から頭の先までしっかりと見れる。

湧きたい人とジックリ見たい人が共存できる理想的な箱。

 

 

 

一時間前に箱に入り、いい場所をとり。

気合い入れてスタートを待ちました。

 

 

・Fun!Fun!Fun!

・4/30 (日) OPEN 16:25 / START 16:45

・渋谷RING

・料金 ※各+1D

・前売り¥2,500

・当日¥3,500

 

 

■セトリ

 SE

M1:ブレイクダウン

M2:Believer(メンバー紹介ver.)

M3:CHEER

M4:頂センセーション

 MC

 

 

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メンバー、みんなめっちゃ気合入っていた。

この日の最初の感想で、終わったあとも同じ感想。

 

一人の例外もなく「気合」を感じて。

セトリも相まってだけど

「オラ!!!ついて来い!もたもたしていくと置いていくぞ!」感が満載。

 

無理矢理に、ステージ発の急行列車に客を拉致していく感じ。

 

 

フロアはもちろんの事。

2階、3階、ステージ脇、バーカウンターの前にいる人も

一人残らず自分たちの流れに巻き込もうとする演者の動きが心地よくて。

 

それは意識がステージ近くだけじゃなく、会場全体に行ってる感じ。

 

これが、一人だけじゃなく、全員が代わる代わる仕掛けてきて。

チームの意思として「会場全員を引き込む」みたいな雰囲気を感じた。

こういうの大切だと思ってて。

 

正直、この一回ですぐに客が増えるとかの結果は出ないと思うけど

毎回こういうライブやってると、どっかで引っかかってくる人は多いと思う。

 

業界全体の現場人口が減少してるように感じる中で、少ない駒を奪い合う状況。

その中で爪痕を残せるのか?客の印象に残るのか?って後々に響いてくると思っています。

 

 

 

内容の話。

Ringって、客からは見やすいけど、演者からは注意が必要な箱だと思ってて。

2列目の上手下手は、足元に引っかかりやすい「低い壁」のような部分があって。

ちょうど死角なので注意しないと転倒の可能性。

 

んで、この日、6人が展開して驚いたのが

3人2列が多いAiVER.だと2列目の端二人がちょうど引っかかるポジションに来る。

同時に、フォーメーションチェンジの時に、引っかかる位置が動線に来ている。

やばいなと一瞬思うも、すぐに安心しました。

 

M1のブレイクダウンの序盤。

2列目の左右に位置していた「ここ」「うり」の両名が、視線は前に向きながら踵で低い壁の位置を確認し、引っかからない様にイメージを修正してました。

 

動き出しなども強い意識を割いて対応してるように見えて。

ダンサーとして左右に展開する事が多い二人が、この会場の危険ポイントの位置を最初に確認して対応してる。

二人が同じ対応をしてることに流石だなと。

 

 

セトリの話。

ノンストップでMCなしの4曲

ライブハウスを強く意識した結果と感じた。

ブレークダウンが入ったことで、頂きとBelieverのどちらかを中盤に持ってくる事もできて

盛り上げ方の幅が広がったなと。

 

 

 

音の話。

AiVER.結成後、最も音が明瞭に聞こえました。

音はホールでは限界があるから・・・。

 

んで、認識できたのが流川さんの声。どっかで書きたかった話。

 

彼女の声ってすごく貴重だと思ってます。

ってのは、個性あるのに他の方の声を邪魔しない。

ファーストボーカルでもセカンドでもコーラスでもいける声だと思ってて。

 

ヴォーカルタイプの声って、存在感が大切だと思うけど、

それだけだとコーラスやハモリ、ユニゾンのときに相方の声とケンカして、互いのいい部分を打ち消してしまうことが多い。

そういう歌い手もたくさん知ってる。

 

その中で・・・彼女の声って一人で歌っても、誰かと歌っても

存在感をシッカリと出せて相手の声と喧嘩しない貴重な声だと思ってます。

 

4人も歌い手が居て、その上でそれぞれが個性をシッカリと持ってる中で、こういう存在の有無は大きいと思ってます。

 

んで。この日。

ライブハウスだからこその音の中で。

あと、多分演者もこの日は歌に気をつけている人が多い中で、上記の状況が際立って。

 

ユーティリティーさとか、見せ方が、今後武器になると思ってる中で

グループ内の役割だけでなく、歌の形に関してもこれが出来るのは大きいなと。

 

 

 

全体のお話。

全体を見て・・・多分、意図的だと思うけど

パフォーマンスをちゃんとライブハウス仕様に変えてきてる部分が多く感じて。

各メンバーの中にちゃんと引き出しがあって、必要時に出せるのは大きいと思いました。

 

例えばメンバー紹介。発声がホール時とは明らかに変えてきてるのが一つ。

その上で、客との距離感からか、言い方で遊んでる人も居て。

そういう雰囲気を作りつつ「この6人がAiVER.だ!」でちゃんと締めて次に行く流れ。

 

いくつも見どころを作ってくれ。楽しいと感じます。

 

 

 

渋谷リングの2Fから見てて。凄く見やすい中で。

今この人を撮りたいな!とか。この表情を残したいとか。伝えたいとか。

そんな気持ちで見てました。

 

最近、撮影欲が爆発中で。

 

どこかで二律背反の感情は整理する必要があると感じています。