【中川雅子】中川雅子 TPD曲リクエストLive | 独り言の手帳

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仕事終わりで赤坂到着14:30。
誰かいるかなと思いきや、各現場に散会中。
スタジオに行くと、気が早いファンが19時スタートに向けて並んでる。2人も。
ここまでするファンが居るとは思ってもなかった。
そんな祝日の話。

・中川雅子 TPD曲リクエストLive
・開場 18:45 開演 19:00
・3,000円/(1ドリンク付)


まず、この日のリクエストライブは「お祭り」だと思ってます。
マチャコがファンのために開催してくれたファンの為のお祭り。
しかし、胃カメラによる喉のダメージと、一人で演じる事によって、ダンスをある程度封じられてのライブとなり、ハンデを背負っての状況。

総括を先に書くと・・・楽しいライブだった。
演者とファンが同じ方を向いているライブ。
リクエストという形で、ファンもライブに参加している感、自分のリクエストがいつ出るのか?というドキドキ感。等もあり楽しく。
リクエスターの名前発表と解った時から、その気持ちはさらに大きくなり。
会場はいつもとは違う「熱気」がスタート前から出ていて。CHANCEファンではなく、TPDファンの気持ちがライブン前から漂っていた。

■セトリ (しげちゃんからの提供)
1.あなたと一緒
2.NIGHT RAIN
3.東京エキゾチカ
4.JUST LIKE MAGIC
5.心のルール
6.クリームソーダ
7.WEEKEND PARADISE
8.Romanticに背伸びして
9.カチンときちゃう
10.LAST KISS
11.予感
12.街路樹の向こう側
13.夜明けのハート
14.薔薇が眠れるまで
15.In the arm of night
16.FAME
17.OTONA-REVOLUTION

En1.ブギウギ・ダンシング・シューズ
En2.ありがとう


・あなたといっしょ
ステージに飛び出してきた時、椅子席の中列付近、普段CHANCEスタジオにあまり来ていない方々の雰囲気に火がついたのが解った。

ロックっぽい雰囲気のこの曲は、セトリの構成上、良いアクセントになるから中盤から後半に来るかと思いきや、トップバッター。意外や意外。
芝居よりもマチャコに期待するのは、こっちだと再認識。
芝居も嫌いじゃないが、芝居を見たいなら別の劇団を見に行く。自分がCHANCEスタジオに通ってるのは、あのメンバーの歌やダンスが見たいからなんだ。
と改めて思う。

MCのでレコーディングの話。
CD化に何とかできないかなぁ。採算分岐点が難しい事もわかるんだけど、オーダーメイドファクトリー方式等では駄目なのかな。ゴールが見えればファンも大人でそれなりに金もあるから買いますよ。きっと。
CHANCEメンバー一人づつソロ曲入れてあとは全員曲とか。レコーディングした音源が死んでしまいのは、もったいない。

・NIGHT RAIN
スゲー高まった。マチャコの表情に惹かれて。
マチャコって、かなり特殊な演者で。普通の時や明るく歌ってる時は10代~20代に見えるが、シリアスな表情をする時に、その表情がやたら印象的になる。
この曲がまさにその表情で凄く良く。普段明るく、キャピキャピしている30代の女性の内面を出してくれた内容。
衣装がアイドルちっくな衣装だったが、これも大人の雰囲気にして、聞きたいと思った。


・東京エキゾチカ
今回のリクエストライブの楽曲としては良いとして。
徳永さんが卒業し、チャンドールが事実上の消滅になった事により、ハモりがあるジェンヌの曲ってこれから聞く事が出来るのか?そんな事を思った。


・ジャストライクマジック
エキゾチカと同じような内容を再び思う。
マチャコの代表曲の一つになりつつあると思うが、動きを堪能したい自分にとって、あと1-2人いればと思う。この曲をグループで聞ける日が来るのか?改めて昨年のCHANDOLLがどれだけ恵まれていた環境かと実感。


・心のルール
曲の入り口である「あなたはとても無口」の歌い方が柔らかく、10代の女性では出せない相手への理解力や包容力を感じさせてくれる雰囲気が出ていて。
大人の女性側から見た世界観を出してくれてると感じて。
曲を通じて、「女性の深み」みたいなものが感じられた。これが良かった。
「笑顔だけじゃ恋が疲れる」でふっと見せてくれた真面目というか無表情。歌詞と相まってグッと来ました。


・クリームソーダ
この曲は2番まで聞いて成立する歌詞って事を踏まえて。
歌詞は10代の曲のだが、マチャコのフィルターを通す事で30代女性の曲に歌い上げてくれた。
歌詞に書かれている達観、あきらめを序盤から明確に出していて。
クリームソーダって30代でも飲む時のシチュエーションってどんなんだろう。とか考えると妙に腑に落ちた曲になった。


・WEEKEND PARADISE
この曲がここで来るか?と驚き。
通しでマチャコが歌うといつもとは違った状況。
もっと動ける状況を作ってこの曲を歌ったらもっと面白い事をやってくれるのかなと思った。


・Romanticに背伸びして
・・・という訳で、すっげー謝ってくれたけど、このライブを行ってくれただけで十分なので逆に恐縮&次回のリクエストも決定。
どうでも良いけど、高校時代、某民放でない局の番組作成コンテストに作品を出して、特別賞をもらい、その時のエンディングに使ったのがこの曲。メガネスーパーCMソングってのもあって使った。そんな思い出の曲。


・カチンと来ちゃう
見とれて、感想を全く覚えてない。やたら良かったっていう事のみ覚えてる。
んで、この辺りから表情に余裕が無い様に見えたけど、動きは変わらないという凄さ。
この曲終わりのMCで息は切れているけど、動きは変わらず。
ブランクがあってこの体力。10代のころにどれだけ追い込んでたのかと改めて思う。


・LAST KISS
マチャコは、女の子の曲(10代-20代女性の曲)を歌う事が多けど、「女性」の歌の方がハマるのではと思ってて。この曲で「やっぱり!」と思った。
もっと喉が復活して、高音がしっかり出たら、もっと良いんだろうかなと。


・予感
もっとききたい!!!!!ってマジで思った曲。
スゲー良い。この曲の解放感、未来への希望みたいなのが出てて。
これはLAST KISSとは逆に若い感じに受け取りました。


・街路樹の向こう側
喉の調子が戻って、深みのある歌い方が出来たら良いなと。


・夜明けのハート
動きに驚いた。自分の席からは下半身がほぼ見えない状態だったが、左右へのステップによる動きの部分。上下へのブレがほぼ感じられず、左右へスーと何かに乗って動いてる様に見える程、綺麗な動き。流石!!動きが早い等ではなく、いちパフォーマンスとして、この動きだけでも凄いなと。


・薔薇が眠れるまで
もっと悲壮感、欲しいなとか思った。


・In the arm of night
終盤で、MCから何から全て自分でやってるソロライブの後半で、この動きが出来る体力って凄いなと。表情は辛そうなんだけど、動きはまったく変わらなくて、歌も変わらず。
マチャコの体力ってどうなってんだろう。と「カチンときちゃう」でも思った事をさらに思う。


・FAME
間奏のダンスの動きにスゲー高まった。このシーンもっと見たい見ていたい。
今までFAMEって自分の中では、あまり刺さっていない曲だった。けど、この日を境に変わった。躍動感が過去最高。CHANDOLLの時よりも良くなってて。
また、この曲を、マチャコが踊るこの曲を見たい。


・OTONA-REVOLUTION
喉をずいぶんと乱暴に使ってたので、大丈夫かとドキドキしながら見てた。
雰囲気って話で言うと、この曲がもっとも今のマチャコに合ってるのかもしれない。


・ブギウギ・ダンシング・シューズ
この曲入ってないよ!は笑った。次回もあえて入れないで、「また入ってないよ」ってのも面白いかも。
自分は演者を見る時に、この人の代表曲というかテーマソングって何だろうって考えます。名刺代わりの曲って自分は言ってますが。
水野江莉花さんは「Fighting」だったり、浦崎鈴子さんは「おちゃめなジュリエット」だったりで、歌詞、曲がその歌い手と逢ってるかってのを気にしてるんだけど、マチャコの場合は「あなたといっしょ」じゃなくて「ブギシュー」だよなと思いました。
そんな彼女にぴたりと合っている内容でした。


・ありがとう
色んなことを考えながら聞いてました。
自分が中村演出を追い続けていたのは、中村作品の素晴らしさももちろんあるけど、追いかけ続けていれば、どこかでTPDの曲が聞けるかもしれない。あの時の続きが見れるかもしれない。
それを続けていた20年。
CHANDOLLがそれを再現してくれて。マチャコは今でも続けてくれる。
あまつさえ、リクエストという形で俺らの気持ちをくみ取ってくれる。
ありがとうは、こっちの言葉だよなと。


・終わって
今後もこのライブを続けてほしい。今年に限らず、来年も再来年も。
んで、いつもの枕詞「頭は十代、見た目は二十代、本当は三十代。」を続けて、二年経ったときに、このフレーズがどうなるか楽しみ。

内容も良いのだけど、マチャコとファンが同じ方向を向いているライブでした。この空間が心地よい。

MCの部分で、ファンはTPDの音源を聞きに来ている。って話。ある側面では間違ってない部分はあるけど、マチャコに関しては、そんな部分はとうに通り過ぎてるんだよね。
マチャコが、パフォーマンスドールの世界観を再現できる、信頼に足る歌い手だから見に来ている
って状況で。
喉の調子によるプレッシャーを減らす為のコメントってのは承知した上で、ファンの言葉でした。



終わった後のチェキの時間もなんかいい雰囲気で。
「好きンシップタイム」と自分は評していたけど、マチャコがファンとの距離感をどう取ってるのかとか見てて、これも凄いなと思った。


最後に。
アッキーさんに個人的なお礼を言うの忘れてた・・・。