今夜の神戸市の空には、冬の星たちが穏やかに並んでいます。
南の空で目を引くのは、やはりオリオン座です。三つ星が一直線に並び、赤くやさしい光のベテルギウスと、白く澄んだリゲルが静かな対比を見せています。街の明かりの中でも見つけやすい星座です。
オリオンの少し下には、おおいぬ座のシリウスが輝いています。夜空でいちばん明るい星で、冬の夜に凛とした存在感を放っています。
その近くには、こいぬ座のプロキオンもあり、シリウス、ベテルギウスと合わせて「冬の大三角」を描きます。空に浮かぶ大きな三角形を探してみるのも楽しい時間です。
空の高いところには、ふたご座が見えます。並んで光るカストルとポルックスが、寄り添うように夜空に浮かんでいます。
星座の間には、星とは違い瞬かない光の木星も見つけられます。ゆっくりと、夜空に腰を下ろしているような静かな輝きです。
たくさん見えなくても大丈夫。ひとつ星を見つけるだけで、その夜の空はちゃんと応えてくれます。
今夜も、神戸市の空は静かに、そしてやさしく開いています。