8月末の土日にボラツアに参加してきた。
私が参加したのは日経ウーマンオンライン企画JTB主催のツアーで
女性限定!かつ働いている女性でも週末を利用して参加できる!という企画のため
ツアーは満員御礼でキャンセル待ちまで出たみたい。
金曜日の23時に東京駅集合。もちろん周りは女性ばかりです。
夜遅い時間だからか、自分も周りも初めてボランティアに参加する人が多かったせいか、
乗り込んだバスの中の空気は重い。。。自分もなんだか緊張してたなぁ。
私は友人と2人で参加したけど、どうやら1人で参加している人の方が多いようだ。。。
みんな、やるな。さすが”日経ウーマン”たち。という印象。
(ちなみに、私は”日経ウーマン”じゃないよ。このツアーはたまたま教えてもらって参加したのです。)
バスは深夜の高速を走りながら途中のPAで休憩をとりながら8時間かけて岩手県遠野市を目指してたけど
途中で東北道が事故で通行止めになってしまい急遽下道におりるというハプニングあり!
狭くて窮屈なバスの座席で、さらに下道の揺れも気になって、となかなかぐっすり熟睡とはいかず。。。
予定よりも2時間くらい遅れてやっと遠野まごころネットに到着~。
※遠野まごころネットは、
遠野市の総合福祉センターを拠点として近隣の沿岸部の市で活動をするボランティアセンターです。
http://tonomagokoro.net/
現地につくと一気に緊張感が高まった。なぜならバスの中ではツアー参加客の扱いだけど、バスを降りたらボランティア。間違ってもお客さんではない。ボランティアは自己完結。
ただでさえバスの到着が遅れてセンターの人に待ってもらってたこともあり、いろんなことに迷うヒマもなくさっさと各自で身支度をしてボランティアセンターの送迎バスに乗り込んだ。これからいよいよ沿岸部の陸前高田に向かうのだ。
みんなもものすごく素早く動いて、装備も各自ちゃんと用意してきているあたり、さすが日経ウーマンたちだな。とここでもまた思った。。。

バスの中では地元の運転手さんが被災の状況を説明してくれた。
窓の外には岩手ののどかな山間の景色。山の緑が青々しててすごくきれい。それが、いよいよ沿岸部に近づいて来たというところで「もともと田んぼだったところ」や道路の端に無造作にとめてある「誰も回収しにこない車」が目に入るように。。。この先はもっとすごい、という運転手さんの言葉に車内の緊張感は高まります。
そして、いよいよ山を抜けたところで、突然その景色が一変。

いきなり目に飛び込んで来たのは大量のスクラップになった車の山。そしてその向こうには何にもない土地が広がってる。。。
目にした瞬間の気持ちはなんと表現したらいいのか。まさに息を飲むというのはこういう事、もちろん言葉は出ません。今もうまく言葉にはできないけど、テレビのニュース映像で知ってた光景なんだけど、、、自分の目に映ったものが、何がどうなったのかうまく理解できない。そんな感じ。

一瞬、ここはもともとこういう場所だったのか?と感じてしまったけど、街の中心の住宅街だったそうな。

あたりにはたくさんの瓦礫の山があって、この瓦礫がさ、よく見ると住宅だったであろう木材やねじ曲がったガードレールだったもの、鉄柱や衣類など、、、そういうもので構成されてるんだよね。
そうかこれは人が生活していたものでできてるんだ。。。それに気づいた時、本当に胸が締め付けられる思いがした。

瓦礫以外にも鉄筋の大きな建物だけはポツンと残ってて、それがその土地が街だったことを唯一示しているようで。でもそうして建ってるマンションも病院も、中身は空っぽ。窓だったという穴の全てががらんと暗い空洞になってすべてが津波でさらわれてしまったのがわかる。改めて津波の威力を思い知らされた。

地盤沈下で水が引けない箇所も。

高田松原は7万本の松が植えられていた立派な松林だったそうだが、全部津波で流されてたった1本だけ残された松。この「奇跡の一本松」は復興のシンボルとして保存に力を尽くしているのだそうだ。
そしてまもなくその日の作業場に到着していよいよ初めてのボランティア活動を。
つづきもそのうち。
※写真は全てツアー同行のカメラマンさんが撮影して下さったものです。