2014.3.15 韓国ミュージカル「三銃士」を見てきました~♪
予告通り、感想を書きたいと思います~

ネタバレしてます。もう、日本公演は終わったけど、
また日本上陸するかもしれないので、あらすじが知りたくない方は気を付けてください~。
先日も書いたけど、私が見てきたのは、この方々!
みんな、素晴らしかったです~

と、その前にあらすじ~
17世紀フランス―
亡き父と同じ銃士になることを夢見て、ガスコーニュからパリへと出てきたダルタニャン。スリを追いかける途中で、三銃士として名高い、アトス、アラミス、ポルトスと出会う。田舎者と揶揄されたダルタニャンはそれぞれに決闘を申し込む。
騒ぎの中、目の前に現れた美しいコンスタンス。2人はいつしか恋に落ちる。
いざ決闘の時、リシュリュー枢機卿の護衛隊長ジュサックが法律を名目に、ダルタニャンと三銃士を逮捕しようとやってきた。思いもよらず、4人は護衛隊相手に共に戦い、勝利を収める。ダルタニャンの剣さばきの巧みさを見た三銃士は彼を銃士見習いとして受け入れる事に。その夜、4人はコンスタンスのいる宿屋で祝杯を交わす。
三銃士の一人、アトスのかつての恋人ミレディは今、王と対立するリシュリュー枢機卿の腹心となり、悪に手を染めている。
すると突然、コンスタンスが何者かにさらわれてしまう。さらったのは噂のミレディ。王の不在、残された指輪、謎の仮面の男…。
どうやらリシュリュー卿により、国を揺るがす陰謀が進行中らしい。
果たして、三銃士は国を救えるのか。
ダルタニャンはコンスタンスを取り戻せるのか。
日本公演HPより抜粋しました。
日本公演HPはこちら~
そして、結局、悪は滅び、正義は勝つ!というのが、「三銃士」のお話です。
最後のまとめが、あっさりしすぎ?!
お話の内容は、「三銃士」を題材にしているので、勧善懲悪なお話しで、
そんなに深い内容ではないんですが、
男の友情と正義は勝つというのがテーマになっている感じですね。
もう、私の大好きなテーマだ~!
なんか、男同士の友情って好きなんですよね。
絆って言うのかな?!
「俺たちはひとつだ!」っていう名セリフが、心を熱くするって感じです。
ちなみに韓国語では、
우리는 하나~!(うりぬん はな~!)
なんですが、
우리(うり) = 私達
는(ぬん) = ~は
하나(はな) = ひとつ
というわけなんです。
そして、もう一つのテーマ。
正義は勝つ!んです。
ダルタニアンは、亡き父に「正義は必ず生きている。隠れているとしても。」と、聞かされて生きてきたんです。
最初の登場シーンで、それをダルタニアンが言うんです。
そして、いろいろあって、結局、国(王)も愛するコンスタンスも救うことができたんですが、
最後の最後、カーテンコールの時に、
「お父さん!正義は生きてるよ!」って言うんですよ~。
それがまた、いい~
この2大テーマが根底に流れてるので、
ホントに安心して楽しく見ることが出来ました~♪
ハッピーエンド好きなので。私。
そして、このミュージカルの最大の魅力は、なんといっても、
ダルタニアンと三銃士の4人です!
あ、他にも、剣で戦うシーンとか、見せ場もいろいろあるんですけどね。
この4人が、集まって、何かするのも面白いし、楽しいし、
さらに一人一人に見せ場があるんですよ~。
最初の登場からして、もうワクワクでした!
田舎から出てきたダルタニアンが、三銃士に順番に出会って、
田舎者と馬鹿にされて決闘を申し込むんですが、
3人が次々に出来てて、「わぁ~!」(私が)ってなるの。
何を言ってるかわからないですよね・・・。すいません。
では、一人一人をご紹介!
まずは、ダルタニアン~
オム・ギジュン
この写真でいいのか迷ったけど、カッコイイというよりは、こんな可愛いというか、ちょっとヌケてるという感じだったので・・・。
あ、一番前の人ね。
オム・ギジュンさんは、いろいろなドラマに出てて、とても演技の上手い人ですよね。
ミュージカルでも、ホントに演技の上手い人!
このダルタニアンは、田舎から出てきて、ちょっとアカ抜けないというか、天然というか・・・。
でも、心は誰よりも熱い!って感じで演じてました。
他のダルタニアンは違うかもしれないんですが・・・。
それが、ホントに可愛らしいの!
ギジュンさん、何歳?!って思うぐらい、可愛いの!
そして、コンスタンスとラブラブなんだけど、バカップルって感じで面白かったです。
そんなバカっぷりぶりを発揮している動画がこちら~
注・ホントはバカップルではありません~ラブラブカップルです~
私が見た時は、一緒に船に乗ってるアラミス(ヨンギさん)、ポルトス(ボムレさん)が、
この二人にもっとちょっかい出してました。
二人がラブラブモードに入ると、
「また始まった!」とか言って。「俺は?」みたいなジェスチャーしたり。
最後には、ポルトスが、船の竿を振り上げて怒ってました!
そんなアドリブも多く、面白かったです。
次にアラミス~ ヨンギさんだから♪
ミン・ヨンギ
アラミスは恋多き男ですよね~!!!
だから、振る舞いも優雅というか、キザな感じなんです。
だけど、ヨンギさんだと笑っちゃうの・・・。ごめんなさい~
だって、一番背も低いし、ちょっとフックラシテなさるから~
それなのに、一番恋多き男だし~ ←大変失礼・・・。ホントごめんなさいっ
でも、でも!やっぱり、歌が上手かった~!!!
アラミスは、もともとオペラ歌手という設定で、過去の恋バナを飲んでる席で披露するんだけど、
やっぱりその歌声が素敵だった~
その素敵な歌声はこちら~
愛した女性のために死ねるかという歌です。
「君のいない世界はいらない。」と言って死のうとする。
でも、結局命がけで愛した女性には、騙されていたんです・・・。
そんな恋もあったさ
って感じで話すアラミス。恋多き男。でも笑っちゃう。←はい、ごめんなさい。
この話はオペラ調の寸劇仕立てでするんですが、
とても面白い場面ですよ~。
そして、ヨンギさんの歌声を堪能できる場面です~
拍手喝采だった!
絶対にシアペンいっぱい来てたに違いない!
そして、ポルトス~
キム・ボムレ
この方の魅力は何と言っても低音ボイス~
もうね。シビれるね。この方の声は!
そして、ポルトスはもと海賊なので、すぐ怒るの!
それがワガママなやんちゃ坊主って感じで良かったです。
このポルトスの見せ場は、「俺は海賊王だ~!」って、海賊たちを従えてダンスして歌うシーン。
低音ゆえの男らしい迫力で、素敵でした
ジャック・ザ・リッパーでも、アンサンブルを従えて踊って歌うシーンあったよな~。
これ、ちょっとだけ、ボムレさんの歌うシーンがあります。
1:25~。シビれる歌声~
そして、アトス~
シン・ソンウ
この人は、ホントに男くさい、渋い演技とロックテイストの歌声。
このアトスの見せ場は何と言っても、ミレディとのなれ初めを歌う「約束」という歌。
これ、泣けた・・・。
実は、アトスとミレディの話は泣けるの・・・。
アトスとミレディは、恋人だったんだけど、ミレディのお父さんが反逆罪で捕まるの。
ミレディはアトスに逃がしてってお願いするんだけど、アトスは銃士だから、王の命令には逆らえない。
でも、実はそれは陰謀で濡れ衣だったんだけど、お父さんは死刑で、ミレディは烙印を押され、牢獄へ。
その後、ミレディは、悪の手先になってアトスに裏切られた恨みを背負って生きていくことに。
アトスは、悪の手先になってしまっても、ミレディに生きていてほしかった。
また、同じことがあっても、自分は同じ選択をする。
と、そんな感じなことを歌い上げるシーンがあるんですが、この歌がホントに良かった~
男くさくてカッコ良かった~
ミュージカル 三銃士 -約束- ユ・ジュンサン、ペク・ミンジョン
これは、ソンウさんじゃないけど、そのシーンです。
あと、ミレディの歌も感動したので、貼っておこう!
ミュージカル三銃士2013 捨てられた私
コンスタンスと王のいる牢獄にミレディも悪の親玉に騙されて入れられてしまうのですが、
三銃士とダルタニアンがコンスタンスと王を助けた後、
牢獄が崩れそうになってしまい、ミレディを助けようとしたアトスなんだけど、
ミレディを置いて、退避してしまうんです。
「また、私を捨てるのね。アトス」と歌いだすミレディ。
捨てられた私。
私の人生はこんなもの。世の中は私を傷つけるだけ。
女を捨てて、人間を捨てて、復讐だけに生きてきた私。
もう一度生まれ変わったら、寂しくても、胸の炎も肩の烙印もみんな持って行って。
いつも捨てられる自分の人生。
やりきれない思いのまま、ミレディのいる牢獄は崩れてしまうんです。
この歌は、切なかった。
アトスとミレディの話は、楽しい「三銃士」の中でも、ホントに泣けます・・・


でも、ご心配なく!
最後は、ちゃんとミレディは生きていて、アトスと仲良しになるので!
カーテンコールで。
と、まあ、こんな感じで、4人の魅力が十分に堪能できるミュージカルです。
そして、さらにこの4人が集まると、ホントに楽しい!
和気あいあいとしてるし、仲間意識が強いし!
私の見たメンバーはホントにわちゃわちゃ感が満載。
どこがアドリブか分からないぐらい。わちゃわちゃ。千秋楽ってこともあったみたい。
そんな仲良しさが分かる動画がこちら~
なんか、動画祭りになってます…スイマセン。
ミュージカル 2013 三銃士 オムギジュン シンソンウ キムボムレ ミンヨンギ
これは、カーテンコールの映像ですね。
この歌がメインテーマの「俺たちはひとつだ!」です。
これ見るだけでも、聞くだけでも、ワクワクするでしょ?!
何年も上演されてるから、観客も悪ノリ~
そして、おまけ~
2PMファンの方のために~
130226 三銃士 昼公演 カーテンコール Jun. K
この他にもK-POPの方たちが出てるので、
いろいろなダルタニアンが楽しめるのがいいですよね~
そうそう!もう一つ!大事なこと書くの忘れてた!
このミュージカルの楽しみのひとつ!
観客とのコミュニケーション~!
ダルタニアンが三銃士に仲間にしてもらうために、度胸試しをするんですが・・・。
観客席に降りて行って、観客の一人に5秒間額にキスするんです!!!
で、ダルタニアンがやる前に、「見本見せて!」って言うんだけど、
三銃士の三人も、観客席に降りてきて、各自観客を選んで、おでこにキスするんだよ~!!!
これ、超嬉しいよね~
私、通路の隣の席だったから、ボムレさんが降りてきた時、
一生懸命手を挙げたんだけど、後ろすぎて無理だった・・・。残念。
あと、結構、通路を使うんです。
やっぱり、近くを通ると嬉しいよね~
それと、たくさん、日本語アドリブを入れてくれましたよ!
観客とキスするとき、「その少女と!」(日本語で)って誰かが言ったら、
「少女?!」ってみんなが口々に。←失礼な三銃士とダルタニアン。
でも、「すいません」って謝ったり。
あと、「見本!」っていうのも日本語で言ってたし。
ボムレさん、「銃士になりたくないのか!」って何度も日本語で言ってた。
面白かった~。
こんなコミュニケーションも楽しかったです。おまとめ
いつものようにホントにまとまりがつかなくなってきたけど・・・。
このミュージカルは、ホントに楽しい~
ワクワクするミュージカルです。
結構韓国語が分からなくても、歌のワクワク感でも楽しめるかも?!
あ、字幕もありますよ
ただ、舞台の端っこなので、見にくいですけど、しょうがないですね。
2行出てくるので、パッと見て、舞台を見るって感じでした。
それで、このミュージカルだけじゃないけど、
いつも思うのは、ジュンスが演じたらどうなるかって思うんですよね。
ダルタニアンのあか抜けないけど若さ溢れる感じも、いけると思うし
アラミスの恋多き男のキザな振る舞いも絶対に似合うだろうし
アトスの男くさい感じと、ポルトスの海賊王なやんちゃ坊主も見てみたい~
それに、中世の衣装!似合うと思う~~~
なんたって、ピタパンにブーツだからっ!!!
あれ?ピタパンじゃなかったか?!
ま、そんなことをいろいろ妄想するわけですね・・・
ジュンスだったら、どう歌うだろう?!とか。
そんなこともミュージカルを見る時の私の楽しみです~
そうとう、長くなったうえに、最後はジュンスになってるし~
てなわけで・・・。 ←全然まとまってない・・・
「三銃士」面白かったぞ~
ホントにこんな観劇日記でスイマセン。
最後まで読んでくれたあなた!
ホントにありがとう~
<追記>