7月3日に緊急的に入院してから、丸2ヶ月経過した。

 

当初の目的である、腸閉塞による人工肛門(ストマ)の増設自体は7月中に完了した。

 

その後、体力の回復を待って、いったん退院したあと、

 

外来で抗がん剤の治療を再開する予定だったが、

 

実際は、一度も退院せずに8月中旬からセカンドラインの治療に突入している。

 

この辺りから、理想の治療日程からズレてきてはいた。

 

 

実は、今の病院では「抗がん剤治療のための入院」は、あまり一般的ではないらしく

 

半ば追い出される形で紹介された都内の別の病院に転院することが決まってしまった。

 

 

転院予定日は9月4日(月)。

 

転院先で引き続き、抗がん剤治療を継続することになる。

 

ちなみに写真は、今の病院の食堂。

 

 

 

それにしても、なかなか体力回復しないなぁ、、

 

せめて一人で外来受診が可能な程度にはならないといけないのに。

 

入院時から手術まで点滴のみで栄養を賄ってきた。

 

その間、およそ3週間。

 

その間の筋力の低下が尾を引いているのは確かだ。

 

 

今受けているアブラキサン(パクリタキセル)とサイラムザの抗がん剤

 

どう影響しているのか。

 

自覚的には、胃がんに対してマイナスには影響していない気もするが、

 

この点は、転院後主治医に改めて相談してみよう。

 

 

副作用としては、目立った症状はまだ出ていない気がする。

 

髪は順調に抜けているが、それだけの話し。

 

足首あたりに浮腫みが多少あるが、殆ど気にならない。

 

赤血球(ヘモグロビン)の数が減ってきたので、

 

輸血で対応。

 

フラつきはそれほど気にならない。

 

入院中だから、歩く機会もそれほどないのだけれど。

 

 

ただしかし、困ったのが味覚障害

 

 

味覚障害だけは確実にあるようで、

 

これまた病院食との相性が悪い。

 

支給された薄味の流動食を何度も何度も口に運んでも、

 

一向に口に合わず、なかなか食が進まない。

 

甘みとか旨さの前にぐしゃぐしゃした食感や苦い感覚の方を先に感じてしまって、

 

食欲も上がらず。。

 

 

 

これさえ超えれば、生活の楽しみが増え、

 

体力回復の道筋が見えてくるのに。