出口戦略の為の金融資産ポートフォリオ3(未だ勉強中)
年金生活に入るまでに理想の金融ポートフォリオを完成すべく勉強している最中です。出口戦略の為の金融資産ポートフォリオ1https://blogs.yahoo.co.jp/jonney102861/33701205.html出口戦略の為の金融資産ポートフォリオ2https://blogs.yahoo.co.jp/jonney102861/33724936.htmlの続きの記事になります。-----------今回も債券について書きます。もう少しアメリカの債券を買い始めるのは先と思っていたのですが意外と早くアクションを起こす必要があるかもしれません。債権を買うには次の4つの方法があります。それぞれメリット、デメリットを記載してみました。(1)投資信託を買う(アクティブファンドとインデックスファンド2種類あります)メリット:少額で積み立て投資ができる。多くの債券(国債や社債の集まり)なのでデフォールトの心配が少ない。デメリット:運用コストが比較的高い(2)直接社債や国債を買うメリットはあまり感じませんデメリット:売りたい時に売れない。売れても割引しないと行けない。(3)アメリカ証券市場に上場されているETFを買うメリット:商品が多い。運用コストが激安なものあり。デメリット:米国株式口座が必要。配当売却益にアメリカと日本で2重に課税される。100万円以上一括して買わないと手数料が高い。為替手数料が往復で発生。(4)日本の証券市場に上場されているETFを買うメリット:比較的安い元手で買える。日本の株式と同じ要領で買える。運用コストが安い商品あり。デメリット:積み立ては手動。私の場合は日本に住み続ける予定なので、(3)は今のところあまり興味が無い。となると(1)か(4)になります。(4)の日本に上場されている債券ETFを面白そうなものをまとめてみました。(ハイイールド債や新興国債券は利回りは高いがリスクも高いので除外しています。)注目はブラックロック社が上場してる3つの商品。これらはいずれもマザーファンドがアメリカのETFにあり、それを只管買うというETFです。まず信託手数料が安い。(アメリカのETFはもっと安いけど)これは年間かかるショバ代なので、債券のように利回りが数%しかない場合、影響は大きいです。1単位で買えるので最低投資額が2,000円ほど。アメリカ国債を僅か2,000円で購入できるなんて凄いと思いませんか?更に楽天証券で購入すれば取引手数料も0です。投資適格社債ETFと言うのは格付けがBBB以上の社債のみに投資するETFです。デフォールト率は0.数%なのでほぼ安心です。ハイイールド債と言うのはBB以下の社債の集まりなので利回りは高くなりますが、景気が悪くなるとデフォールトも多くなるので比較的リスクが高い金融商品となります。H有りと言うのは為替ヘッジされている商品なので為替の変動による価格変動は抑えられますが、現在の日米の短期金利差が大きい場合はヘッジコストが嵩んでしまうデメリットがあります。グラフは投資適格社債ETFと米国国債ETFの利回りの推移です。投資適格社債の方が国債よりも1%程度利回りは良いので、個人的にはお勧めと思われます。為替ヘッジありなしで2014年頃から利回り差が出てきているのはアメリカが短期金利を利上げした為で、この分がヘッジコストになります。表はアメリカのFRBが決めている短期誘導金利の推移です。2015年末から少しづつ利上げを初めて、今月も0.25%の利上げの可能性が高く2.5%になるのが有力視されています。普通、短期誘導金利が上がれば10年国債の金利も上がるのですが、景気が悪くなると予想されると債券が買われ長期金利が上がらなくなります。短期金利と長期金利が逆転する現象が起きると、その数か月後に景気後退期が来ると言われています。先日、2年債と5年債の金利が逆転し、NYのダウは1日で約700ドルも大きく下げました。10年債の金利も逆転するとなると自動的に株を売るプログラムが発動して大変な下落になるのではと言われています。これは10年も続いたアメリカの景気拡大局面が終わりに近づいていることを意味しています。債券ETFにはもう1つ重要なデュレーションという数字があります。デュレーションには2つの意味があって債券投資における元本の平均回収期間、金利変動による債券価格の感応度を示す指標です。投資適格社債ETFのデュレーションは8.5年となっており、金利が1%上がれば8.5%基準価格が下がるのです。つまり景気拡大局面でアメリカの長期金利が上がっていると基準価格が理論的にどんどん下がっていくことになるのです。よって利上げの最終局面もしくは利下げ局面で購入すると基準価格アップのキャピタルゲインも取れることになります。アメリカ10年債の金利の推移この1年で0.6%、2年半で1.6%上がっています。LQD(投資適格社債ETFのアメリカのマザーETF)の価格推移ぴったりとは合いませんが、2017年の長期金利の山と2018年の長期金利の山の時にLQDの価格は下がっています。LQDの2016年の半ばのピークから現在まで約12%(長期金利は1.6%上昇)の下落しているので、まずまず計算は有っているのではないでしょうか?債券投資はアメリカの景気拡大局面が終わりそうな、今からそろそろ参入していくと美味しいところが取れる可能性があると言うことです。また、日本に上場されている投資適格社債ETF(Hあり)は利回りは落ちますが、お金を減らしたくないと考える人には退職金など大きなお金を預けておくにはこれからの数年間は非常に良い時期であると思われます。更に債券の記事は続きます。(この記事は不定期で続きます。)