今日は母の日らしい。
僕には縁のない日だ。
もうずっと前に、
心の奥底にしまい込んだ日。
この世に存在していた時から、
何も贈りもしないし、
電話すらしなかった。
僕の中では、
もっとも薄汚く穢れた存在。
家庭を崩壊させた奴だ。
墓参りにも行った事もないから、
墓前に花を供えた事も、
手を合わせたこともない。
恨みすら、
もう残っていない。
不要な存在。
不倫に狂ったキチ女は、
存在するだけで、
家庭に悪影響をもたらした。
それも長期に渡りだ。
こんな人と言っていいかすら
わからないモノに
感謝の花なんて
必要ない。
自業自得だし、因果応報だから。
1年に1度、この日が来ると、
顔を思い出そうとするが、
今では、どんな顔だったかも
覚えていない。
はずなのに、
朝、鏡で顔を見ると、
急激に奴の顔を思い出す。
ついでに元妻の顔さえ、
今は朧気にしか覚えていない。
本人に会えば気が付くかも知れないが、
我が家には、
彼女の痕跡は
何も残っていない。
別に虚しくも、悲しくも、
寂しくもない。
これが、日常になっているから。
外に出れば、
人と接するが、
独りになれば、
自分のやりたい事を自由にできる
特に不自由も感じないから、
快適なおひとりさまだw
そんな僕が願う。
皆、家族の絆は大切にして
欲しい。
取り返しがつかなくなる前に、
取り戻して欲しい。
何度も言うが、
子供にとっては、
親は絶対無比の存在であるはず。
その子供の瞳から、
光を奪わないでほしい。
そう母の日に願う。