大宮アルディージャ観戦ブログ

大宮アルディージャ観戦ブログ

ブログの説明を入力します。

Amebaでブログを始めよう!

セレッソがここまで弱くなるとはシーズン当初は考えられなかった。今日のセレッソは、柿谷、山口蛍、扇原、フォルラン、カカウと中心選手がいないと、ここまでひどいチーム状態になるのだなという状態だった。

大宮は、その手負いだらけで降格が決まってモチベーションが低い相手に勝ったものの、結局J2降格。


今年は昨年の主力だった青木、下平、ノバコビッチと他のJ1クラブに放出。その前の年には東、河本。使える主力クラスの選手が次々と移籍。シーズン当初から下地のないチーム状態、中心選手(エース)が誰なのかわからない、補強チームになった。そして、渡邉が10番をつけたのも理解できなかった、昨年後半の出来を考えても意思と実力がマッチしていないのに。


そしてそれに輪をかけて、前監督の大熊監督は渡邉の起用にこだわり、不慣れなポジションで選手を起用し続けてチームに無駄な戸惑いを生み、安定した試合ができずに、結局は結果が出せず辞任。


また肉離れの選手が続出。カル、菊池、北野、渡部、金澤、北斗、今井と大事なところで長期離脱。


ボランチの大量補強も理解できなかった。上田、横山、増田、ウォニ、カル、和田、金澤、大山とチームにボランチだらけ。センターバック、サイドバック、ゴールキーパーと守備のメンバーが不足して、なぜかそこにボランチの選手が割り当てられる始末。


ロスタイムでの失点の多さ、得点後の失点の多さ、すなわち90分間通しての集中力の欠如。チーム全体としてのメンタル面の弱さを感じた、一部の選手の守備の甘さが原因で致命的になっている。勝ち点1差での降格、惜しかったではなく、シーズン通してこれがチーム全体に浸透できなかった。ロスタイムでの失点は、アウェイではG大阪、C大阪、名古屋、ホームでは横浜M。


そして例年にないさいたまダービーの不甲斐ない試合。0-2、0-4。


そして恩返し弾の多さ。青木、下平、ノバコビッチ、藤田、石原、丹羽、ペトロジュニオール。移籍で大宮を弱めたうえに、大宮の弱点を知る選手たちのゴール。


補強外国人枠を1年通して有効に使えなかった。カルは昨年あれだけ使わなかったのに契約。ウォニはボランチでのに使える選手でチームにプラスにならず。ラドンチッチは能力不足。


こうした不安要素だらけのチーム、なるべくしてなった降格だった。このチームに選手が残りたいと思うクラブにしないと上位争いはできないし、毎年選手が入れ替わってチームの作り直しということでは、残留争いになる。その繰り返しできた9年間、どこまでこのチームを強くしようという選手が出てくるかが、このチームの将来を担うだろう。