ウクライナで生まれ、5歳で来日。昨年(2023年?)に日本国籍を取得した女性が「ミス日本」になった件について

 

 

https://ameblo.jp/jokerquestion/amemberentry-12837821606.html

 

 

 

 

時節柄

 

https://twitter.com/economicbarusu/status/1749349281495167326

 

 

精神性が現れる「発言」に焦点を当ててみました

 

 

 

「端折っている」とする部分。

 

>「これからも多様性人を見た目で判断しない社会づくりに貢献していきたいと思っております」

 

(参考)

https://news.yahoo.co.jp/articles/002ac4592a4027e20c2c10279dcab0949b92d9a6

 

 

多様性の受け入れ

 

 

 

趣旨

 

 

 

ミス日本」では、そもそも日本とは、何か」について定義されていない

しかし、日本の女性リーダーとして時代を切り拓くことを嘱望されている。

 

彼女が日本人女性を導かんとし指し示す日本の未来は「多様性」と「人を見た目で判断しない社会づくり」だが、その社会には必然、外国人が「日本人」と聞いて想像する典型的な日本人像(気質・容姿)は「ない」ことになる。

 

 

(以下、「ミス日本」より抜粋。加工はブログ主)

 

日本らしい美しさをめざして
美しさとは見た目の容姿だけでなく、
心の持ちよう社交性など幅広い人間性が問われます。
将来の夢にむかって心身を鍛錬し行動すること、それこそが美しさであり、輝きの源泉です。
未来に羽ばたく強い意志を持った女性に、ミス日本の冠を贈ります。

 

 

私たちミス日本協会では「内面の美外見の美行動の美」の3つの美を備えることを「日本らしい美しさ」と表現します。
我々はそれを備えた人物を輩出し、
社会をより良い方向に導くことを目指します

ミス日本コンテスト大会に出場する女性達には、健全な夢を叶える力を身につけて欲しい。
そのために、見聞を深め、幅広い視野を養うプログラムを提供してまいります。
ぜひミス日本をめざして「3つの美」を磨くことで、
時代を切り拓く女性リーダーとして活躍してください

 

 

世界大戦あたりの「日本人」

 

 

 

人類レベルでのルーツ

 

 

 

論理的正当性

 

 

 

矛盾

 

 

 

他の分野との比較

 

 

 

「海外では~」

 

 

 

同胞意識

 

 

 

「海外では~」Part.2 アメリカと在米中国人の場合

 

 

 

(引用)

 

 

責任の所在

 

 

 

日本人にとって、血の繋がりが特別な意味を持つ証明

 

 

日本人にとって血の繋がりは、深い意味を持ってきた。バブル期に人手不足で外国人労働者を必要とした時も、「日系人か否か」で扱いが違った。現在は、法的な国籍と身体性による同朋意識が乖離しつつあるのだろう。

 

 

 

 

個人の意見

 

 

カロリーナに対する好悪の念じゃ、ないんだよね。 審査員が悪いとも、思わないけど。

 

 

この件で引っかかるのは、「日本」の定義もなされぬまま「日本代表」が選ばれる状況についての根本的な不信感だ。ミス日本に限らず、広く「日本の代表」に位置する者たちがその責務を自覚しているのかという疑念。

 

日本の長い歴史は、良いことだけで形成されているわけではない。相続にマイナスの相続があるように、歴史を掘れば現在に至るまで膨大な負の遺産が眠る。日本人とは、その汚辱の継承者でもある。

 

例えば、「イエローモンキー」「パールハーバー」「南京大虐殺」「特攻隊」「敗戦国」「原爆は、戦争の被害拡大を防いだ」「慰安婦」「パンパン」。

 

一般の日本人は望もうが望むまいが外見をもって外国人から「日本人」と見分けられる。日本人としての立場を自覚させられ、戦勝国からは責任を糾弾される。それらに対しどのような対応を選択するとしても、一瞬、私たちの胸には時代の限界や祖父母、曽祖父母が直面した危機や決断が痛みとしてよぎる。しかし、一見日本人と見分けられない彼女は、外国人が「日本の戦争犯罪」を口汚く罵った時、あるいは彼女を指し加害者の代表として責任を問いだしたらどのような対応を取るのだろうか。

 

 

https://www.youtube.com/watch?v=_nbbEqNAQy0

一般の日本人は災害大国である日本列島に永く世代を重ね、その環境を前提に成立した文化で育てられ歴史を編み、そこから生み出された価値観や共通する生理的な感覚、血の記憶とでもいうべきものを共有している。それらの可視化された一部が、学校で習う、いわゆる「歴史」だ。

 

しかし軽やかに自己紹介をする彼女の世界に、そんな共有事項はなかった。

 

いや、もしかしたら若い世代ごとまるっと、そんなもの意識しなくなっているのかもしれない。表面にちりばめられたきらびやかな評価、心地よいロジック、都合が良い結果だけが世界の全てであり切り取れることになっていて、それらを生み出さざるを得なかった母胎は顧みない。過去からの因縁が基となり起きる事件は今でもあるのに、凄惨な事件がスポットライトがあてられた時だけ、突然コトが発生したかのように大騒ぎを始めるのだから。

 

 

生物学的両親が外国人の女性が、身体をテーマにしたコンテストで「血統主義の国」の代表に選出された。この事実に戸惑いをみせる日本人たちが引っかかったのは、言語で対応されたものだけが取り扱うべき現実だとされたことだった。非言語的な了解事項が欠落したウツワへの違和感であった。対して、「育ちと国籍が日本なら、日本人だ」との立ち位置から批判する日本人は、これを感知しなかった。権威のお墨付きをもらって表面的に加工を施し公的なラベルが貼られれば、あたかも生物学的現実が超越できるかのような主張をするのがトランスジェンダーだが、私にはこのミス日本選出とそれとが重なって見える。

 

 

「国民」なる概念について、自然国家の国民には、同朋意識に私が指摘するような感覚があると思う。少なくともハンガリー人であれば (*1) 先祖がカルパティア盆地にルーツを持つ者もしくは、国籍を同じくしハンガリーの未来に協力できる者と教えられた。前者は本音であり、後者は近代人としての矜持だと推測する。なぜなら国の式典でベトナム人歌手が国家代表になった時、その歌手の素晴らしさを称えると共に「違うのでは?」という声があったからだ。

 

ハンガリーはEUの一員ながら、EUが推し進めるLGBT政策に反意を示す国であり、経済人類学を生んだカール・ポラニー、層の理論や暗黙知を提唱したマイケル・ポラニーの母国である。私は、世界史における彼らの反応に注目している。

 

 

(*1) 国家としてのハンガリーは、多民族国家

 

 

 

 

(以下、20240125以降の追記)

 

 

身体に着目する日本人

 

https://megalodon.jp/2024-0123-2316-04/https://twitter.com:443/yukitichqn/status/1749575708249366976


 

帰化人と混血児と日本人の差異

 

 

https://twitter.com/RSun888/status/1749701731339186278

 

 

 

 

 

 

 

https://twitter.com/MurasameTatsu/status/1749976383382839787

 

 

 

 

 

 

 

 

アメリカが「移民の国」という事実を無視して元日本人がミスU.S.Aに選ばれたらと仮定する人がいて、草。

 

血統主義の国が舞台なのだから、韓国やタイ、フィリピンに帰化した元日本人が「その国を代表する美人」に選ばれた状態であり、私をはじめ、やはり「それでいいのか」と疑問に思う日本人が多いのではないか。(これらの国々が比較対象として上がらないところにこそ、日本人の差別意識が見える。)

 

一方で、日本由来の技芸を身につけその技芸の代表になることに、出自が問題とされたのが「国技」である相撲(*2)の高見山(初の外国出身外国籍の関取。帰化済み)。対して、北辰一刀流の第七代宗家 大塚龍之介平政智は、ドイツ人で本名マルクス・レッシュ。実力を認められ宗家の道場養子となったが、外国籍のまま。

 

「美人」が技芸ですらないところに、更なる違和感のもとがあるのだろう。

 

 

いずれ、ここまでに「歴史の共有」すら問われず。

(𝕏 使用者で、それを見ているのは私だけなのか?)

 

 

(*2)白鵬関はじめ、外国人力士は振舞いが日本人として違和感があると指摘されてきた。具体的には、白鵬関への批判として、日本人なら行わないような危険な乱暴な取り口、力士の頂点であり王道が望まれる横綱となりながら、奇策を用いたこと。賞金を受け取る際の態度など。

 

 

 

 

♦訂正・修正・その他(*20240125以降のセンテンス追記除く

 

(20240125)

 

・(*1)追記

・(*2)追記

・トップポスト(産経)にアドレス追記

・突然コトが起きたかのように→突然コトが発生したかのように(修正)

「血統主義の国」における身体をテーマにしたコンテストで代表に選出された→身体をテーマにしたコンテストで「血統主義の国」の代表に選出された(修正)

・戸惑いをこぼす→戸惑いをみせる(修正)

*一度手違いで消してしまい、キャッシュで復元した。怖かった……微細な違いがあるとしたら復元時の「加工処理」の差です。

 

(20240126)

 

白鳳→白鵬(修正)

 

(20240128)

 

・少なくともハンガリー人であれば (*1) 先祖がカルパチア山脈にルーツを持つ者→カルパティア盆地(修正)

 

(20240130)

 

・帰化人の意見と日本人の意見→帰化人と混血児と日本人の差異(修正)

 

(20240212)

 

・それらの可視化された一部が、歴史だ。→それらの可視化された一部が、学校で習う、いわゆる「歴史だ。(修正「個人の意見」)

 

(20240214)

 

(修正「個人の意見」)

・その汚辱を引き継ぐ継承者でもある。→その汚辱継承者でもある。

例えば、直近で言えば

・その環境を前提成立した文化で育てられ歴史を編み、→その環境を土壌生起した文化で育てられ歴史を紡ぎ

しかし、一見日本人と見分けられない彼女は、外国人が日本の戦争犯罪について彼女を指し加害者としての責任を問いだしたらどのような対応を取るのだろうか。

 →しかし、一見日本人と見分けられない彼女は、外国人が「日本の戦争犯罪」を口汚く罵った時、あるいは彼女を指し加害者の代表として責任を問いだしたらどのような対応を取るのだろうか。

・しかし軽やかに自己紹介をする彼女の世界に、そんなものはなかった。→しかし軽やかに自己紹介をする彼女の世界に、そんな共有事項はなかった。

・私たちはその裏に、日本人差別や嫌がらせがあり、公害や過労死、虐待やいじめが横行する未だ言葉で整理されぬ暗い面があることを知っている。

 →私たちはその道程に、有色人種差別との戦いがあったことを知っている。日本人への嫌がらせは今なお続き、その歪みは日本が孕む未だ言葉で整理されぬ暗い面と相互作用し、一部は「社会問題」として表舞台に登場する。経済分野では、「経済大国」の代価として公害や過労死、自殺という犠牲が生じた。

・この事実に戸惑いをみせる日本人たちが引っかかりを覚えているのは、言語で捕捉しえない身体感覚や共有されない無意識からくるズレである。これを「育ちと国籍が日本なら、日本人だ」との立ち位置から批判する日本人は感知しなかった。

 →この事実に戸惑いをみせる日本人たちが引っかかったのは、言語で対応されたものだけが取り扱うべき現実だとされたことだった。非言語的な了解事項が欠落したウツワへの違和感であった。対して、「育ちと国籍が日本なら、日本人だ」との立ち位置から批判する日本人は、これを感知しなかった。

・身体の現実を無視し、権威のお墨付きをもらって表面的に加工を施し公的なラベルが貼られれば、あたかも生物学的現実が超越できるかのような主張をするのがトランスジェンダーだが、私にはこのミス日本とそれとが重なって見える。

 →権威のお墨付きをもらって表面的に加工を施し公的なラベルが貼られれば、あたかも生物学的現実が超越できるかのような主張をするのがトランスジェンダーだが、私にはこのミス日本選出とそれとが重なって見える。