https://twitter.com/sanngatuusagino/status/1146435138579943424
この「多目的トイレの試用報告」は、上瀧弁護士に宛てて書いたものです。
世界を敵に回しても最後まで味方でいてあげるのが弁護士の立ち位置です。依頼人を全力で擁護するのが職務です。
上記発言は当然のことだと思います。
私は秘かに上瀧先生の【悲報】シリーズのファンなんですが、
【資料】
① 【悲報】シリーズ1
② 【悲報】シリーズ2
③ 【悲報】シリーズ3
人の力ではどうしようもない世の理不尽と向き合っていないと書けませんよ、こういうの。
性同一性障害は未だ原因が不明であり、治療法とされるものも、末期がん患者の延命治療に等しい「病気」です。擦りむいた膝小僧が治るような「完璧な治癒」は望めず、生存率を高めるため「何がマシか」の対処療法を探っている段階にすぎません。僅かに分かっているのは、彼ら彼女らが死に向かう衝動と闘っていることくらいでしょう。
現在、社会的待遇や外形を望む性に近づける「治療法」が推奨されているものの、一部のトランスセクシュアル(TS)が言うように、薬を飲めば生まれながらの性に納得できるような「治療法」が発見されたら受け入れる者は多いとも推察されます。
いま私たちがよかれと思っている対応が、10年後、20年後、変わらず推奨され続けるとは限らない。
坂口安吾の「青鬼のふんどしを洗う女」の中に、「水を与えないでください」という医師の判断がありながら、「水が欲しい」という(主人公の)妹の要求を叶えてあげたくて水を与え、結果として死なせてしまう母親の件がありますが、苦しみや悲しみに答えることが必ずしも相手のためになるとは限らないことはママあると思います。
「治療」をするとしても、麻酔をかけた途端に共に眠りこける麻酔科医、メスを入れるや否や激痛にうめく執刀医、患者の境遇に涙する看護師たちに囲まれた手術台で手術を受ける患者はおそらく天に召されるでしょう。
痛みも苦しみも分からない赤の他人だから見えるもの、できる対処があると信じています。
トランスジェンダーの皆さんに対しその場しのぎの息継ぎではなく、この先どこに向かうか分からないけれど未来から振り向いた時に、あの時あの条件下でこの対処がなされていたから我々は先に進むことができたのだというものに力を貸して貰えることを希望します。
そしてこの点において、我々が協力し合えることはあると確信します。
私は上瀧先生に、味方になって欲しい。
そしてついでにいつの日か、ドロンジョ様のコスプレをして欲しいと願うのだ。
かわいいから。