https://twitter.com/joker_question/status/1112941174044549122

 

 

ここで、ちょっとティーブレイク。

 

コーヒーはお好きですか?紅茶にしましょうか?ハーブティーもございます。この季節、バラの花びらだけで作ったローズティーなどお勧めです。それとも搾りたてのレモネード?

 

よろしければ、音楽でも流しましょう。

お勧めは川畠成道さん「アヴェ・マリア」

 

 

この方は英国王立音楽院からの奨学金を得て同大学院を首席で卒業したすごい方なんですが、8歳の時に、ご家族とアメリカ旅行をした際に飲んだ風邪薬の副作用で全身の皮膚と角膜が溶けるという不幸(スティーブンス・ジョンソン症候群)に遭われています。

 

当時、紙のシーツの上に寝かされて、寝返りを打つたびに溶けた皮膚の代わりに張り付いたシーツが剥がれた痛みは未だに忘れられないそうです。

 

その後遺症で角膜を損傷し視覚障害を負い、ほぼ失明に近い状態です。
 

何度か彼のコンサートに赴いていますが、彼が演奏の合間にお涙頂戴の不幸話をするのなど聞いたことはない。それどころか適宜ずっこけ話やエロトークを挟んで観客の笑いを取りに行くなど、ショービジネスに徹しています。

 

加えて視覚障碍者を対象にしたもののみならず、西アフリカ難民のためのチャリティコンサート、赤十字チャリティコンサートなど、福祉活動に精力的に取り組まれています。

 

【資料】

https://twitter.com/rummy_chocolove/status/1128205397360238595

 

【資料】②-1

 

②-2

https://twitter.com/NapQueen007/status/1141659341574950912

 

 

私はこの体験期間中(そして今日も)、「トランス女性」とその支持者たちの自己中心性に驚かされてきました。

 

不満でいっぱいの「トランス女性」とその支持者たちは気づいていないようですが、トランス女性問題に積極的に関心を向けている女性たちで社会にすんなり適応している人はいません。性犯罪被害者、児童虐待児、規格外の能力・身体を持ち疎外されてきた者、精神疾患、発達障害、いじめ被害者、自殺未遂経験者…私の視界に入る限り、重い問題を抱える者たちばかりです。

 

これら現実と戦う者たち相手に、自分がいかに不幸で苦しんでいて、社会や周囲の者はひれ伏し盲従するのが当然の義務かと言わんばかりの「トランス女性」とその支持者たちの言動は、閉鎖空間でしか通用しないこっけいな見ものでした。

  

多目的トイレを設置して欲しい数を増やして欲しいと、ユーザーとして企業にリクエストを、自治体や政治家に「ご意見」の一つもいれることがそんなにたいそうな苦労でしょうか?


また、多目的トイレをそれなりに使っている筈の「トランス女性」たちの中で、「多目的トイレ」と呼ばれるものが、実質、車いす利用者の利用を想定したものであり、必ずしもおむつ交換台やストーマ利用者のための設備が整っているとは限らなかったり、視覚障碍者のための点字表示や音声案内がないことが多いことに気付いた方はいらっしゃるでしょうか?

 

「多目的トイレ」の利用をはじめてたかだか3ヶ月、実質ひと月もたたない内に私が気付いたことですが、多目的トイレの利用を否定的に語る「トランス女性」とその支持者からこの類の話を聞いたことはありません。音声案内については私も、参加していた「TERF」とレッテルを貼られた者たちが多く集うタイムラインで取り上げられた時に初めて気づかされました。またここで「TERF」と批判されている女性から、男性トイレへのサニタリーボックス導入の提案もありました。サニタリーボックスは女性用だけでなく、尿漏れパッド用に男性トイレにも必要なのだとの意見には頷かされました。

 

 

【資料】

https://twitter.com/tobiuokirara/status/1127192804868775936

 

 

個人の振る舞いが問題にされている時に「『トランス女性だから』批判される」と吹聴して歩くのは「トランス女性」全体に対する侮辱だからやめていただきたいものです。

 

ついでに「TERF」とは、「trans-exclusioary radical feminist」の略であり、そもそもフェミニストではない者に貼り付けても、得意げにこれを語る者が単に勉強していないこと、扇動に乗りやすい操り人形気質のコマであるとの暴露にしかならないのでお気を付けください。


最後に、良かったら成道さんのCD買ってくださいね。