今日はお通やでした。
手紙書いて持ってったけどそれだけじゃ書ききれんかった。
文章にはできんほどの思い出だったからだよな。
今日ホントにお通や行きたくなかった。
おまえの死を認めるのがホントに怖かった。
まだ俺はいきなり、目の前にきて「久しぶり!」って言ってくれそうな気がしてたまらん。
顔見てきたけど綺麗だったわ。
でも、人形みたいだった。
いつもみたいに笑ってなかった。
俺が覚えてるおまえの顔は笑ってるか寝てるかだったよ 笑
悩んでる顔見たことなかった。
馬鹿だよな。
もっと遊べばよかった。
まだ一緒にやりたいことめっちゃあったんだぞ。
追い込まれてそっちの道しか見えんくなっちゃっただよな。
俺は自分が憎い
連れが死ぬまで悩んでたのに気付かんかったなんてな。
ごめんな。
みんな泣いてたぞ?
なんで優しかったおまえがみんな泣かしてんだよ。
優しくても最後それじゃ意味ねーだろ。
生きてて迷惑な人間なんていないんだよ。
最後誰の顔が浮かんだのかな?
親?友達?
見つけられたとき涙流してらしい
泣くなよ。
泣くぐらいなら、俺のとここいよ。
また、笑って話しあいたかった。
夜にいきなり「泊まりこいや!」
っていいたかった。
今となっちゃなんにも出来ん。
おまえがその道をよかれと思って
選んだとしても俺は絶対に一生許さん
おまえは一人じゃないんだ。
孤独を感じたかもしれん。
でもな、今日わかったろ?
みんな泣いてんだぞ?
お前がどれだけの人に好かれて、どれだけの人に愛されていたのか。
お前はホントに家庭でも中心の太陽みたいな人だったんだな。
小さいころから、お兄ちゃんでしっかりしてて。
俺はホントに寂しい。
思い出なんていらんでさ、また遊びいこうぜ。
なぁ。
悔やんでも悔やみ切れん。
馬鹿野郎。
ひとりでいくなよー
なにしてんだよ。
明日は最後の顔あわせだな。
しっかり見送るからな。
