タイトルにあるように、紹介してもらった女性をその1としているのは、
当然その2~があるわけで。
暇があればまた愚痴ろう。
さてその女性、前回は連絡の拙さを長々と愚痴ったが・・・
その続き
喫茶店、花火大会ときてまたお会いする機会があったんだが、
まさかの我が家
夏が終わり冬が始まり出した頃、
そろそろ鍋が美味しい季節だという話になり、
その流れで当方が一人暮らししているアパートで鍋をつつく事に。
2回しか会っていない男の、一人暮らししている部屋にお呼ばれ・・・
警戒心が無いのか?
ま、まぁ俺は別に良いけどぉ~?なんて笑
正直下心がなかったわけではない。
相手がもし、純粋に鍋を楽しもうとしてくれていたならば
かなり失礼な話だが笑
そりゃ数年独身貴族爆走中の男の部屋に来るのだ、
さすがに棚ぼた的な展開を多少は期待してしまうだろう。
結局普通に鍋を食べて終わったんだけど・・・
相手にその気があったかどうかさておき、
当方にその気がなくなってしまったのだ。
なぜかというと、
まず、人の家に招待されたのに手ぶら。
手土産を期待しているようで、卑しい男に見られるかもしれないが、
当方は「招待を受けた側のマナー」と認識している。
どんなに親しい関係でも、自宅に招かれたら何かしら
持って行く、という認識だ。
厳密に言えば招待というよりは話の流れでそうなったわけで、
当方から一方的に誘ったわけでもないのだが・・・
特に今回は鍋=食事という大ヒントがあるわけで、
適当なおつまみでも何でもいい。
とにかく手ぶらは社会人としてどうなのだろうか。
しかも、いざ鍋を始めようと準備を始めるも、
一向に動く気配がない。
そこは「手伝おうか?」の一言が必要だろう。
この時、完全に当方を自分をもてなす相手だと
思われている事に気付いた。
違うそうじゃない。
2人でキャッキャ言いながら鍋を楽しむ事に
意味があり、親睦が深まるというものだろう。
これではただタダ飯を食わせただけではないか。
一緒に珈琲飲んで花火見ただけの相手に。
せっかくの休日、食事なんて一人で済ませた方がよっぽど楽なのに・・・
いや、これはきっと連絡の拙さから始まり、価値観の違いが
自分の中で積み重なってしまい、些細な言動すら否定的に
取ってしまったのかもしれない。
相手を楽しませようとか、金銭的な部分や時間を多少消費してでも
相手との時間を共有しよう、みたいな、恋愛の前哨戦的な事というのは
だいたいそれ自体が楽しいはずなのだが、自分にとってそういう相手では
ないと判断してしまったのだろうか・・・
ただ、そうなってしまうと気持ちの挽回はなかなか難しい。
その後の「また会いたい」というお礼に対し、
そりゃそうだろうノーリスクでタダ飯食えるんだから、
と思ってしまったのがいい証拠だ。
この時点で当方は印象の回復は不可と判断し、
フェードアウトしていくわけだが・・・
その過程の中でも個人的修羅場があり、
なんと相手が難病指定の持病を患っていると
カミングアウトしてきたではないか。
ここでその持病に対し、打ち明けるのにもさぞ勇気を
ふり絞った事だろうと、親身になってあげる事で
好感度UPに繋がるのかもしれないが、
正直そんな重い案件を支えるギリもない。
持病持ちの方と絡むのが面倒で距離を置いた、
と思われるとしたら不本意ではあるが、
実際に会ってみた上で貴方が素敵な女性である事はうかがえる。
持病のせいで遠出が出来ないとか、約束を反故にしてしまうのが
本人としてもつらいだろう。しかし、当方にとって休日とはそれなりに
貴重であり、予定が急になくなるのは極力避けたい。
幸い、お互い住まいが近所であり、都合さえ合えば会う事自体さほど
困難ではないはず。数日先の約束をしてそれが直前キャンセルになってしまうよりは、
会話の流れでお互い暇なのが分かった時点で近場で会う等の手段で構わないと思う。
こんな感じの事を相手に伝えたのだ。出来るだけ、それはもう出来るだけ
相手を傷つけぬ様、当方は会う事に対し積極的であり、ただお互いの状況を
踏まえてベストな方法を模索しながら会うべきだと、相手の行動を否定する
つもりは毛頭無いといった空気を出しながら。
これについては一部本音を含ませており、というのも連絡の拙さも、
手ぶらで招かれるという当方視点での非常識さも、悪気は感じられない事から、
人付き合いの未熟さからくるものだろう。その場合、これには一概に本人に
責任があるとは言い難い。
周囲の大人からの教育や社会経験の積み重ねも重要だろう。
20代後半でそれを経験していないのも甚だ疑問だが、与えられた環境の
せいにするのも当方から言わせれば本来は不本意だが、そう納得するしかない。
さすがに生い立ちにまで干渉するつもりはない。
特に気になった点として、その女性やたらと当方の手料理を食べたがる。
当方の経験上、女性には逆のアピールをされる事が多かったため少々驚きである。
昨今、女性差別について問題視されているため、料理は女性が男性に振る舞うべき、
とかそれが女性らしさである、という明言は避けるべきだが、あくまでも当方の
経験上の話で、女性から料理を振る舞ってもらう事が多く、おそらく女性も
そういうアピールが効果的だと認識していただろう。
だが今回は違ったのだ。
彼女は当方の家に来て、当方の手料理を食べる事で
精神的安らぎを得られると断言したのだ。
料理自体はまったく苦ではないのだが、ひとつ言いたい。
毎回必要以上の経費を使って他人に手料理を振る舞う
余裕はない。
金銭的にも、精神的にも。
日々の激務から解放される休日に、食の好みが分からない
女性を招き手料理を振る舞う、その見返りはなんだ?
美味しく食べてもらうだけで十分みたいな、当方がそんな献身的な性格
なら理解出来るが、そんなアピールをした覚えはないし、そもそも当方の
性格とはかけ離れている。
前述の、当方の経験上未知の女性だ。
確かに、男性経験が豊富なタイプではなさそうだったし、
女性特有のアピール方法を会得していないと言われれば
納得出来なくはないが・・・
元よりあまり良い印象を持てなくなってしまったのに加え
そういうアピールだったため、とうとう最近では当方から
連絡する事はなくなり、相手も察したのか連絡がこなくなり
自然消滅のようになってしまった。
万に一つ、当方に好意を抱いてくれていたならば、
非常に申し訳ない事をしたと猛省するが、
どうか、どうか・・・
当方の気持ちを理解してくれる人がいる事を願う。