2011.3.31




俺は相棒を失った





いつものように、爆音を出しながら俺は相棒と走っていた





しかし、パチンコの駐車場から一台の車が出てきた





俺はとっさに避けたが、遅かった





その車と正面衝突し、俺はその衝撃で倒れ込んだ





幸い俺の体は無傷で済んだけれど





俺の相棒は走れなくなっていた





そして、この前保険会社からの連絡がきた






「大変言いにくいのですが、松浦さまのバイクは全損という結果になりました。」






全てが凍る瞬間だった





俺が相棒に出会ったのが、2009年の5月





俺は失恋をしたきっかけで、バイクに乗り始めた





自分にとって大事な存在の相棒





どこでも連れて行ってくれた相棒




俺を最高のテンションにしてくれた相棒



色んな思い出が俺の心の中で思い出される




あまり仲良くないイトコとのツーリングは、すげぇ楽しかった




高速で飛ばしまくって、トンネルで爆音を出すのが何ともいえない快感だった




途中、雨が降ってきて大変だったけど、イトコとは少し打ち解けられた気がする







俺の親友にも大変世話になった




色んなものカスタマイズしたくて、その度にお願いしたんだけど




俺の親友は快くやってくれた




段々と理想のバイクになっていくのが、楽しくてしょうがなかった





むしゃくしゃした時の深夜の爆走は、数え切れないほどたくさんした





自分の考えを整理する、リセットする時もぶっ飛ばしに行っていた





チョコを探す為に深夜にコンビニをたくさん回ったときもあった





好きな人に会うために、ぶっ飛ばしたこともあった





どんな時もどんな所にも相棒は、俺を運んでくれた





俺に自信と勇気もくれた




そして、最後の最後に




俺の命を守ってくれた





そんな相棒との思い出は、学生生活の中でかけがえのない思い出だ






春夏秋冬







俺に色んな景色を見せてくれて





俺に次に進む勇気をくれて





本当にありがとう。




心から感謝している。








Fin.