どうも、このブログではご無沙汰なエントリーです。
張り切って始めたものの、結局前回から2か月ぶりという体たらくですが
気にせずにいきましょう(汗
前回と同じ類の書評的なエントリーです。
社長・溝畑宏の天国と地獄 ~大分トリニータの15年
http://www.amazon.co.jp/%E7%A4%BE%E9%95%B7%E3%83%BB%E6%BA%9D%E7%95%91%E5%AE%8F%E3%81%AE%E5%A4%A9%E5%9B%BD%E3%81%A8%E5%9C%B0%E7%8D%84-~%E5%A4%A7%E5%88%86%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%81%AE15%E5%B9%B4-%E6%9C%A8%E6%9D%91-%E5%85%83%E5%BD%A6/dp/408780528X
前回エントリーした我那覇ドーピング疑惑本と同じ作者の、同じくJリーグ題材
本ということで、これも興味を持って読んでみました。
別に新しい本でもないのですが・・・やはりこちらの本も抜群に面白かったです。
木村さんの本は、とにかく取材が深くそして視点が客観的で公平であろうと努力して
書いているのが素晴らしいと思います。
(彼を有名にしたピクシーやオシム関連の本にしても、民族や国籍への思いが偏らない
ように様々な視点から書いているのが良くわかります。
これはとてつもなく労力のいる仕事であり、彼のジャーナリズムに対する真摯さがよく
見て取れる証左だと思います。)
で、この本ですがいくつかだけまとめて話すと
1.親会社を持たない地方クラブが、いかに苦労してお金を集めているか。
2.地方を元気にといった言葉だけの人間が多く、いかに僅かな人間が身を削るように
駆けずりまわっているか。それを外野が無責任に中傷しているか
3.功罪ともにあるにしても、溝畑という人物がいなければ大分トリニータという
クラブはとっくに影も形もなくなっているだろう。
といった点でしょうかね、印象に残るポイントは。
1については、もう本当に壮絶です。
そこらじゅうに飛び込み営業して、サッカークラブの理念を説いて出資を募るわけです。
営業というお仕事はどこでも大変でしょうが、モノを売るわけでなく理念に出資して
貰うというのは、より一層大変なことだと思いました。
で、2の事ですが。
そんな苦労をしているのに「県外の怪しげな企業をスポンサーに着けてやがる、
そんなんじゃ地元に支持されない。県内企業から薄く広く集めろ」という何もしてない
無責任な外野。
これが地方の現実といえるかと思います。
さらにいうと、外野である県内の勢力よりも某企業を胸スポンサーにすることを
規約で拒み、トリニータからの改善要求に対して玉虫色の態度を取り続け、事実上
クラブを見捨てたJリーグという組織の暗さについてもホトホト嫌になります。
この組織には説明責任とかいう言葉が無いのでしょうね、権力にあぐらをかけ下を
脅し、下にばかり努力をさせる最低な組織です。特に鬼武元チェアマン。
この部分に関しては、今回の2ステージ制騒動を目の当たりにしたサポーターには
「やっぱり、そういう組織か・・・」としか読み取れないことと思います。
3に関しては、溝畑氏という人間の問題点についてはこの本でも色々と触れています。
そうやって客観的に書いた本だからこそ、やはり逆に「この男なしでは何も残って
いなかった」と断言できます。
彼の行動は最後には破局へと繋がりましたが、彼がいなければそれこそサッカー選手「梅﨑司」も
「西川周作」も生まれなかったかもしれません。身を削った行動が優秀な選手を
育てるアカデミーを守ったことは特筆すべきでしょう。
そういう意味でも彼の業績は、公平に評価されるべきでしょうし
選手や関係者が一様に氏を庇って感謝をしているのが、何よりも雄弁に語っているのでは
ないでしょうか。
まとまりませんが、本当に書ききれないくらい色々な事を考えさせられる本でした。
張り切って始めたものの、結局前回から2か月ぶりという体たらくですが
気にせずにいきましょう(汗
前回と同じ類の書評的なエントリーです。
社長・溝畑宏の天国と地獄 ~大分トリニータの15年
http://www.amazon.co.jp/%E7%A4%BE%E9%95%B7%E3%83%BB%E6%BA%9D%E7%95%91%E5%AE%8F%E3%81%AE%E5%A4%A9%E5%9B%BD%E3%81%A8%E5%9C%B0%E7%8D%84-~%E5%A4%A7%E5%88%86%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%81%AE15%E5%B9%B4-%E6%9C%A8%E6%9D%91-%E5%85%83%E5%BD%A6/dp/408780528X
前回エントリーした我那覇ドーピング疑惑本と同じ作者の、同じくJリーグ題材
本ということで、これも興味を持って読んでみました。
別に新しい本でもないのですが・・・やはりこちらの本も抜群に面白かったです。
木村さんの本は、とにかく取材が深くそして視点が客観的で公平であろうと努力して
書いているのが素晴らしいと思います。
(彼を有名にしたピクシーやオシム関連の本にしても、民族や国籍への思いが偏らない
ように様々な視点から書いているのが良くわかります。
これはとてつもなく労力のいる仕事であり、彼のジャーナリズムに対する真摯さがよく
見て取れる証左だと思います。)
で、この本ですがいくつかだけまとめて話すと
1.親会社を持たない地方クラブが、いかに苦労してお金を集めているか。
2.地方を元気にといった言葉だけの人間が多く、いかに僅かな人間が身を削るように
駆けずりまわっているか。それを外野が無責任に中傷しているか
3.功罪ともにあるにしても、溝畑という人物がいなければ大分トリニータという
クラブはとっくに影も形もなくなっているだろう。
といった点でしょうかね、印象に残るポイントは。
1については、もう本当に壮絶です。
そこらじゅうに飛び込み営業して、サッカークラブの理念を説いて出資を募るわけです。
営業というお仕事はどこでも大変でしょうが、モノを売るわけでなく理念に出資して
貰うというのは、より一層大変なことだと思いました。
で、2の事ですが。
そんな苦労をしているのに「県外の怪しげな企業をスポンサーに着けてやがる、
そんなんじゃ地元に支持されない。県内企業から薄く広く集めろ」という何もしてない
無責任な外野。
これが地方の現実といえるかと思います。
さらにいうと、外野である県内の勢力よりも某企業を胸スポンサーにすることを
規約で拒み、トリニータからの改善要求に対して玉虫色の態度を取り続け、事実上
クラブを見捨てたJリーグという組織の暗さについてもホトホト嫌になります。
この組織には説明責任とかいう言葉が無いのでしょうね、権力にあぐらをかけ下を
脅し、下にばかり努力をさせる最低な組織です。特に鬼武元チェアマン。
この部分に関しては、今回の2ステージ制騒動を目の当たりにしたサポーターには
「やっぱり、そういう組織か・・・」としか読み取れないことと思います。
3に関しては、溝畑氏という人間の問題点についてはこの本でも色々と触れています。
そうやって客観的に書いた本だからこそ、やはり逆に「この男なしでは何も残って
いなかった」と断言できます。
彼の行動は最後には破局へと繋がりましたが、彼がいなければそれこそサッカー選手「梅﨑司」も
「西川周作」も生まれなかったかもしれません。身を削った行動が優秀な選手を
育てるアカデミーを守ったことは特筆すべきでしょう。
そういう意味でも彼の業績は、公平に評価されるべきでしょうし
選手や関係者が一様に氏を庇って感謝をしているのが、何よりも雄弁に語っているのでは
ないでしょうか。
まとまりませんが、本当に書ききれないくらい色々な事を考えさせられる本でした。