『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』——



この作品は、ただのガンダム映画ではありません!!

戦場のリアル、そして「理想」と「現実」の狭間で揺れる人間の心を、鋭くえぐり出した“人間ドラマ”だと感じました!


物語の主人公・ハサウェイ・ノア。

かつて「シャアの反乱」を目の当たりにした少年が、時を経て、今度は自らが反体制の側に立つ。

父の名を背負いながら、理想を追い求める姿は、痛いほど切なく、まるで宿命そのもののように描かれています。


この作品が他のガンダム作品と一線を画しているのは、“正義と悪”の境界が曖昧な点だと思います。(個人感想)

ハサウェイが掲げる理想は美しく、だが、その手は確実に血で染まっていく。

「人を殺してまで変える価値があるのか?」

彼の葛藤と苦悩が、重く静かに観る者の胸に突き刺さります。


映像表現も圧倒的。

夜の市街戦で繰り広げられるモビルスーツの戦闘シーンは、まさに“戦慄のリアル”。

閃光が夜空を切り裂き、ビルが崩れ落ちる音の中に、命の儚さが焼き付けられていく。

アニメーションでここまでの緊張感を出せるのかと、息を呑まずにはいられませんでした、、、。


そして、ラストにかけての展開。

希望が見えたかと思えば、すべてを呑み込むような絶望が待っている。

それでも、ハサウェイは前を向く。

「世界を変えるために、犠牲を恐れない男」ではなく、「犠牲を背負う覚悟を決めた男」として。


観終わった後に残るのは、派手な戦闘の余韻ではなく、胸の奥に沈む“重い静寂”。

正しさとは何か。理想とは何か。

答えのない問いを、観る者一人ひとりに突きつけてくる。


閃光の中に、彼の信念と苦悩が交錯する——

『閃光のハサウェイ』は、ガンダムという枠を超えた、現代社会への痛烈な問いかけのような作品だと思います。

是非ご覧になってみてください!!⬇️