奈良美智は世界アート界の巨匠ですがそのフレーズが似合わない人です。世界アート界のアウトローといった方が適切ではないでしょうか。私の思う奈良美智をランダムに書いていきます。
モデルになった?子供達
奈良美智は70年代のロックコミューン、80年代のパンクロックの精神を受け継いだ生き方をしている。
北海道・飛生(とびう)のコミュニティが開くお祭り(アートフェス)に毎年長期滞在して創作活動をしています。そこではLove & Peace(70年代風)の雰囲気が漂っていて、奈良の楽しいinstagramがよく更新されます。
80年台輩出した多くのロックグループ(少年ナイフ、bloodthirsty butchers、THE STAR CLUB、怒髪天など)との繋がりがあり、これらのバンドが奈良の誕生日には記念ライブを行うこともあります。
北海道・飛生で制作された"眼帯のした少女がギターを弾く"作品
ロックグループ、怒髪天のボーカル増子直純と一緒の奈良
奈良美智は日本ロック界レジェンド、忌野清志郎との共通点として社会に毒づき後ろを向いて舌を出しているイメージがある。
奈良美智は作品の中でよくNO NUKE(反原発)のメッセージが書き込まれているが、忌野清志郎率いるRCサクセションも1987年に反原発のメッセージソング「サマー・タイム・ブルース」の入ったアルバム「COVERS」をリリースしています。
奈良作品、NO NUKESのプラカードを持つ少女
忌野清志郎率いるRCサクセションのアルバム「COVERS」
奈良美智のTwitterで願望としての生活を吐露している。
“正直に言うと、自分は制作するよりも旅する方が好きだ。人と関わることなく気ままにひとりで旅するのがいい。美術はいつの間にか職業になってしまい、多くの人々と関わってしまっている。”(22/2/15本人のTwitterより)
憧れている生活を述べ、創作活動のしんどさもTwitterではよく出てきます。
北海道を車で周り制作された「旅する山子」の一枚
奈良美智は無邪気な子供達とは相思相愛のお友達。
インスタグラムによく登場します TWITTER も数時間おきに投稿するというマメさです。
彼女らから見て奈良は先生なの、叔父さんなの、奈良君なのか
奈良美智はアメリカの哀愁ロックバンドR.E.MのCDジャケットを製作している。
私の敬愛するアメリカンフオークアート界の巨匠、ハワード・フィンスターも同じR.E.Mのアルバムジャケットを製作しており意味なく親近感を感じています。
ハワード・フィンスター作CDジャケットR.E.M「reckoning」1984 I.R.S
奈良作CDジャケットR.E.M「i'll take The Rain」2002 Wea
奈良美智は2022年3月31日で奈良の故郷、弘前のアイドルグループ、りんご娘を卒業するときをモデルにした作品を残していました。奈良は2月10日リンゴ娘の卒業発表があった日、リンゴ娘のTweetにRetweetしています。
イラストに描かれている山は奈良の故郷、津軽にある岩木山(1625)
モデルとされているリンゴ娘のとき(2022/3/31卒業)
全く個人的奈良美智になってしまいましたが、ロックが好きで故郷、弘前を想う奈良美智ということです。