クリス・クラークのアート・スタイルは中綿の入ったキルト布にアクリルペイントで絵を描くことでした

 その作品はポリウレタンで表面をコーティングされている。

 

Cris Clark/Quilt Woman

 

 フォークアート界では珍しく大学に入り教師を目指した。3年でドロップアウトをしているが、その後創作と並行してバーミンハム美術館で子供のための美術教室を開いた。

 

 

 

1996年3月アラバマ州バーミンハムのクリス・クラーク宅を安西水丸氏は訪れている
 
 糖尿病の影響から視力が弱っていると感じたクラークは祖母からキルト制作の技術を学び、キルトにアクリルペイントで絵を施す作品を制作するようになる。
 
  
 クラークの描く世界は身の回りの黒人の生活を描いた、メモリー・ペイントとも言える。
 クラークの優しい眼差しが楽しく遊ぶ子供達の作品を生み出している。
 1958-2011 53才の若さでアラバマ州バーミンハムにて死去