こんにちは。

株式会社Join代表取締役

橋岡克仁です。

 


昨日、衝撃的なニュースが飛び込んできましたね。

 



現役時代は名捕手、その後は名監督と名解説者として

日本中の誰もがご存知であろう野村克也元監督の訃報です。

 


 

『ノムさん』の愛称で、一時は「ぼやき」が世間の注目を浴びた方ですが、

己が信念を貫いた時代の人と言えるのではないでしょうか。

 

 

そんなノムさんのぼやきの中には多くの「名言」も残されており、経営者としても大事にしたい言葉がたくさんあります。




今日はその中でも、野村克也元監督が座右の銘としていた言葉をご紹介します。

 


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勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし

 

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これは越前国代9代平戸藩主、松浦清の言葉を引用した言葉です。

 

 

意味としては、

 

負けるときは

何の理由もなく負けることはなく、その試合中に必ず負ける要素がある。


その一方で、勝ったときも

慢心すべきではなく、勝ちの中にも何か負けにつながったかもしれない要素がある。

 

ということだそうです。



 

一時でも、たまたま上手くコトが運ぶことはあります。

一方で、うまくいかない場合、「偶然」失敗するということはありません。

 


 『負けに不思議の負けなし』


この言葉から、失敗には必ずその要因となる何かがある。

 

事前の読みが甘かったのか

気配り配慮が足りなかったのか

 

 

上手くいかない時こそチャンスと捉え、

改善策を講じ、実行することで経験値がつく。




このように考えることは、経営者に限らず、どんなことにも当てはまるとても大事な考え方です。


 

しかし、ぼくは失敗しているとき以上に

上手くいっているとき、『勝ちに不思議の勝ちあり』のときは、より原因の把握を意識します。


 

 

勝ちには不思議な勝ちもある、

つまり『偶然』上手くいく可能性もあるからこそ、成功したときにも


・上手くいった原因

・失敗にも繋がったのでは?と思う原因


を把握するようにし、永続的に数字が右肩上がりになるような経営を心掛けてきました。



 

野村克也氏の数々の功績の裏には

上手くいったときも、上手くいかなかったときも

その原因を把握して対策を試案し、実践してきた

ということが言えるのではないでしょうか。

 


 

ぼくも経営者として

「成功」からも「失敗」からもすべてのことを学びと経験と数字に変えて、事業拡大の糧にしていきます。

 

 


橋岡克仁でした。