TRD2000GTは、1991年にトヨタ自動車の社内チューニング部門であるTRDが、当時のスープラ(A80型)をベースに開発したコンプリートカーです。最高出力280PS、最大トルク40.0kgf・mの2JZ-GTEエンジンを搭載し、当時のスープラの公認出力である280PSを守りながら、より高いパフォーマンスと優れたハンドリングを実現しました。
TRD2000GTの魅力は、大きく分けて以下の3つです。
- 高出力と優れたハンドリング
TRD2000GTの最大の魅力は、その高出力と優れたハンドリングです。TRDは、スープラのエンジンをチューニングする際に、高回転域でのパワーとレスポンスを引き出すだけでなく、低回転域から力強いトルクを発揮するようにも配慮しました。
また、サスペンションのセッティング変更やブレーキシステムの強化などにより、高速コーナーでも安定した走りを実現しています。
- 独特のデザイン
TRD2000GTのデザインは、当時のスープラのデザインをベースに、TRDのスポーツカーとしてのこだわりを反映したものです。
フロントマスクには、専用デザインのバンパーやグリルを採用し、アグレッシブな印象を与えています。また、サイドビューは、ボディ下部にエアロパーツを装着し、空力性能を向上させています。リアビューは、専用デザインのバンパーやディフューザーを採用し、スポーティな印象を高めています。
また、ボディカラーは、TRDの伝統的なカラーである「黒」と「白」の2色が用意されました。
- 希少性
TRD2000GTは、わずか100台のみの限定生産モデルです。そのため、希少価値が高く、中古車市場では高値で取引されています。
TRD2000GTの歴史
TRD2000GTは、1991年9月に発売され、1995年まで生産されました。その販売台数は、わずか100台のみです。
その理由は、TRD2000GTが、当時のスープラの公認出力を守りながら、より高いパフォーマンスと優れたハンドリングを実現したモデルであったため、販売価格が高かったことが考えられます。
TRD2000GTの現在
TRD2000GTは、現在でも多くのファンに愛されているモデルです。中古車市場では、高値で取引されています。
また、TRDは、2023年にTRD2000GTの復刻モデルを発表しました。この復刻モデルは、オリジナルのTRD2000GTを忠実に再現したモデルで、限定100台のみの販売となります。
TRD2000GTは、日本のスポーツカーの歴史に残る名車です。その魅力は、これからも多くの人々を魅了し続けるでしょう。