記念すべき(?)2回目。
とりあえず、自分の立ち位置から書いていこう、という事で、今いる牧場の事を書きます。
僕が現在お世話になっているのは北海道のS牧場。主に初心者の方向けの観光乗馬と、乗用馬の販売を行っている、すごくゆったりノンビリした所です。
モットーは「馬と友達になる」!
馬の考えている事を理解し、時に馬を助け、時に馬に助けられながら、供に成長していく・・・そんな所です。
この牧場では「馬に暴力を振るう」というのは滅多な事ではしません。それこそ「人間を蹴ろうとした」とか「人間がいるのを忘れて走り出そうとした」とか、よっぽどの事が無い限りは手を上げないのです。
それ以外の悪い事をした時――例えば水桶をひっくり返した、とか遊びたくて噛みついてきた、とか、あるいは怖くて前に進めなくなった、とか・・・
そういう時は「説教」します。こんこんと言い聞かせるのです。それでもダメな時は顔を掴んだりロープを軽く引っ張ったりしてプレッシャーを与えます。
それでもダメなら・・・・根気よく繰り返します。
馬のしつけは人間のしつけと同じ。たった1日で苦手を克服したり、出来なかった事が出来るようにはなったりしません。
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話がそれましたが、とにかく、馬に暴力を振るう、というのは最終手段と考えています。
するとどうなるか。
「人は優しいんだ。手をかざしたら撫でてくれる合図なんだ」と馬は思います。
そして本当に悪い事をした時に馬を叩くと「(やった事は)よっぽどひどい事なんだ」と思うのです。
「馬の習性を利用して、馬と仲良くなる」のが<ナチュラル・ホース・マン・シップ>ですが、ウチは「馬に人間を理解してもらい、人間が馬を理解する」という、<ホース・アンド・マン・フレンドシップ>とでも言うべきやり方をとっているのです。
そんな牧場なので、育つ子育つ子、まあノンビリ!ワガママ!カワイイ!
もう目がくりくりキラキラしてます。良くも悪くもストレスの無い生活をしているので、(人間も怖くないので)とても素直な顔つきですし、言う事も「友達として」ちゃんと聞いてくれます。
でも「遊びたい時は遊びたいんだぁ~い!」と時々感情が爆発してしまう事もありますし、トレッキング中に「何か前いるよ・・・コワイ」と言ってピタっと進めなくなってしまう事もあります。
彼らは「人間が怖いから人間の言う事を聞く」のではないのです。「友達である人間達のために、言う事を聞いてあげてる」のです。
長くなったので今日はここまで、何となく雰囲気は察してもらえたんではないでしょうか?
また次回!