馬を自由自在に操る者に与えられる称号だ。
馬を自由自在に操るためには、馬の事を細部までキッチリと勉強する必要がある。馬の内面・外面――<馬の全て>をきちんと理解することができれば、おのずと馬が付いてきてくれるようになる。思ったように動かせるようになる。
そう、ホースマンになるというのは、馬を完全に理解するということなのだ!!
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前回に引き続き、去勢手術のお話です。

さて、そんなこんなで無事に3頭の手術が終わりました。
下に馬の睾丸の写真があります。ちょっとグロいので注意!

これが馬の睾丸ですね。3頭のうちの1頭分をもらってきました。
え?何でボウルに入ってるのかって?
食べるからだよ。
実は馬の睾丸、「馬王」とも呼ばれ、一部のお店で提供してたりもする立派な可食部なのです!
正直、目の前でブチィ!と取られた(採られた?)モノを食べる気にはあまりなりません。しかしこれも勉強!!なにはともあれ経験してみるべし!!
という事で、料理方法を検索してみました。
全く引っかからない。
<馬の睾丸>があまりにも特殊な部位すぎて調理方法がわかりません。辛うじてわかるのは「(お店で出されたのを)焼き肉で食べましたー」というくらい!
そこで馬友に聞いてみました
すると「私はガーリックバター醤油で食べたよ」よのお言葉が。
かくして調理方法判別。
ガーリックバター醤油で食べる事にしました。
ガーリックを刻んでバターと一緒にフライパンにドン!そして睾丸をドドン!!
焼き始めて数十秒。
「あ、これ焼く前にスライスしなきゃダメなヤツっぽい」と気付く。
しょうがないのでいったん火を止めて包丁で切って行きました。
そしてとうとう完成!!

見た目はおいしそうです。匂いも!
それではさっそく食べてみます!!
・・・・ん?
・・・・これは・・・
あんまり味がしない?
ガーリックバター醤油が強すぎたのか、ほとんど味が有りません。
周りの部分はとても弾力が有り、なかなか噛み切る事ができません。ただ不快な弾力性ではありませんでした。
内側の部分と一部の外側の部分(根っこの方?)はとても軟らかく、まるで整形肉のようにボロボロと崩れて行きます。こちらの部位の方がまだ多少は肉らしい味がします。
総じて、「わざわざ食べるモノでもない」というのが感想です。
もちろんこれは個人的な評価です。そもそも調理方法が有ってるのかどうかすら怪しいので、然るべき所で食べればとてもおいしいのかも知れません。
ただ、馬に携わる者としては「もういらないかな」というのが正直なところです。
実際、今回の料理も4,5口食べたあたりで精神的にツラくなってきたので残りはファイアーしました。
どうやら馬王を倒すには、まだまだ自分はレベルが足りなかったようです。
ただ、今回の経験で少しホースマンに近づきました。目指せ馬マスター!
§結論§
・馬の睾丸は「馬王」とも呼ばれ、店で出してる所もある。
・ただ、部位の特殊性により調理方法はいまいち分からない。
・それが原因か、味がほとんど無かった。外はやたらブヨブヨ、中はやたらスカスカ。
・食べるとゴリゴリと精神力を削られる。
また次回!!