オリンピックをオリンピッグにもじってブタさんの演出をするのは無理がありそうですね。
でもブタさんだと侮辱になって、猫や犬なら良いのかな?だとしたらブタさんが可哀想だなぁと思います。

ブタさんが問題なのではなくて容姿を侮辱していることが問題なのでしょうか。
顔が長い人に馬、首が長い人にキリン、猿顔の人にサル、ハゲている人にカッパ、などがダメだということなのでしょうか。
国際的式典の演出で、個人の身体的特徴を侮辱するような演出をするはずがないとは思うのですが甘いでしょうか。
今のネット社会では、何らか問題発言や問題行動があった場合にその人のことを寄って集って非難します。
人の感情、意見、思想は、個人で異なるのは当たり前です。異なる意見を認めつつ、お互い半分づつ譲り合って共有していくことこそ大切だと強く思っています。
しかし、ディスカッションが希薄なインターネットの世界では事の良し悪しは白か黒かの2択で判断され真っ白以外は全て黒になり非難の対象になります。

100点満点の人なんていないと思います。誰からも好かれる人格者、人気者でも100ある人の性格、特徴の中で5や10は他人から非難されたり、嫌われたりする要素はあると思います。
100のうちの1つを非難されたら、残りの99がどれだけ優れていて世の中に対して有益で必要でも、全く関係なくゼロにされてしまいます。直前まで99の中の有益な能力を誉めていてチヤホヤしていた人が手のひらを返して非難します。
個人の好きところを認めることは、嫌いなところを認めることと一対であるべきです。100点ではないからこそ、人間だと思います。

グループLINEのフワッとした一言が世の中に報道されて仕事を辞任しないとならない状況になるのもとても恐ろしいなぁと思います。

誰も認められない、誰も何も語らない。
そんな世の中を目指しているのでしょうか。白と黒の合間の灰色を認め、お互いを尊重できない社会はいつか崩壊すると思います。恐ろしいことです。
非難されるべきはグループLINEの会話を世の中に売った人だと思いたいです。