「おーい、コロ、散歩行くぞー」
あー‥僕は気持ちよく眠っているというのに!僕の兄さんときたら!
「なにを!おまえ、しけた顔してんだ?全く!」
僕はコロネ!永遠のキューティクルボーイ!‥ってのは冗談で、数年前に星野家に来ることになったフツーのワンコロだ!
こいつは僕の兄さん!名前はユーキだ。たいして世話してくれないくせに、しょっちゅう僕の睡眠を邪魔しにくる厄介者だ!今だって!ああ、やかましい!僕は眠いんだ。それ以上ゆすると噛むぞ!‥まあ噛まないけど。
「ははーん、コロ、さてはお前、昨日のあのこと、まあだ気にしてやがんだな。お、そうだろ?お、そうだろ?あー笑っちゃうね!犬のくせに、たかが失恋で!寝込んじまうだなんてよ!はっはー!あんな高貴な犬、うちとは不釣り合いなんだーって!身の程身の程!』
それを言わないでおくれ( ; ; )。そう、僕は昨日、人生❓犬生❓ではじめて恋をした!そして同時に、失恋したのだ‥(;_;)。
「まあお前は耳長いかんなー、雌だと勘違いされたんでねえか?こりゃ文字通り、男として見られてない、ってわけだ!〕
\\\٩(๑`^´๑)۶////こらー!僕の長い耳はチャームポイントなんだよ!けど‥いわれてみれば!たしかに雌っぽいような!あわわ!まてまてまて!
「よおし、人呼んで恋愛マスター星野君であるコノワタクシミズコラ、ちみに秘伝を授けようじゃないの」
なあにが恋愛マスターだっての。冷たい視線
「そうだな、気になるワンちゃんがいたらだな、まずは挨拶がわりにこう言ったらどうだ?クンクンクン、あ!君のお尻、僕が食べてるのと同じドッグフードの匂いがするよ!これは運命だね!って』
U・x・U‥‥今すぐ去ってくれ
「これじゃ弱いか?』
U^ェ^U兄さんの頭がね!
「なあんだよ、いまいちピンときてねえみたいだな』
U・x・Uピンとは来ないけどカチンとは来た
「難しく考えるなよな。こーゆーのは習うより慣れろだ。散歩に行って、あの子と再会、そしたら俺の言う通りにしてみな。相思相愛、間違いなしだぜ!』
はあ‥めんどくさいから行こ‥ドキドキドキドキ‥ほんとはあの子とまた会いたいU・x・U
「お、やっと行く気になったか、んじゃ行きまっしょい』
続く