たまに、
あまりの人間と云ふ存在の汚さに
吐き気を覚えるときがある。
でも、どんなに人間を否定したところで、
そういう僕も、
汚い人間の一人であり、
そして、汚い部分を持つ人間の
一人であるということは、
決して曲げようの無い事実であり、
そこから僕は目を背けようとは思わない。
目を背けたところで、
その真実から逃れる術などありはしないし、
いつでもその真実に向かい合っていたいと
そう思うからだ。
その真実に向き合うことは、
回り回って、
自分と向き合うことでもあるから。
僕は自分に素直でいたいから。
真っ直ぐでいたいから。
決して自分の存在から目を背けず、
自分の信じる道を
この手で掴み取っていきたいから。