停滞 | ジョニーの部屋へようこそ

ジョニーの部屋へようこそ

果てなき夢を追う男、ジョニーの日々の記録

起きたのは13時過ぎだった。

頭は働かない。

何かに乗っ取られてるようだ。

俺は頭に2匹の虫なんて

飼ってないぞ。


18mの煙草に、

火を点ける。

濃い煙を肺に吸い込み、

吐き出すと同時に、

頭はさらに真っ白になる。

クラクラして、

俺は再びベッドに突っ伏す。



何を…やってるんだろう。



今日も大学に行かなかった。

昨夜寝つけなくて、

結局寝たのが5時だった。

起きられないだろうとは思っていた。

でも、ここまで寝てしまうとは…。

今日はやらなくてはいけない実験があったのに。

でも、心も体も追いついていかなかった。

研究室に休みの報告。

罪悪感と情けなさに責め立てられる。



どうしちまったんだろう。

俺は結局どうしたい?

何を恐れてる??

こんなことしていたって、

結局後で自分が苦労することは

自分でもちゃんとわかっているのに。


止まっている場合じゃないだろう?

足、動かせよ。

震えてる場合じゃないだろう?

足、動かせよ。

拒否するなよ。

動け。



もう、停滞しているのは、

イヤなんだよ。



明日こそは…

絶対に。

もう動かないでいるのは

絶対にイヤなんだ。

動け。

俺に今、

唯一出来ることは、

それしかないのだから。



動け。