恥を忍んで、ここに自分の馬鹿さ加減を公開しよう。

中々の恥ずかしさですぜ。まぁ、こんなブログ誰も読んでないしな。

 

百田尚樹の小説に、日本人が世界で一番ブログを書く国民であるとあったけど、この辺りに日本人の国民性を紐解く鍵がありそうやね。

 

本当は墓場まで持って行くつもりだった。

でも、小生は発表する。阿呆だから…。

 

スラムダンクの映画予約して映画館行ったら、始まったらサンドランドでしたッ!これ!この間違え!絶対、日本全国で小生だけじゃないと思う。そう願う!

 

独り暮らしで休日することない。ディスクユニオン毎週行く必要無いし(中古CDの循環には2、3週間かかる:持論)。御三家はもう行った(新宿・御茶ノ水・神保町)。しかし、ヨーゼフ・ハシッドのCD見つけた¥6,000、欲しい!!組合じゃない店だけど(涎)。

 

で、面白いと評判の「SLAM DUNK」の映画を見に行こうと思ったわけよ。世代だったし、W杯も始まるし。

で、疲れ果てた金曜日の夜、酒飲みながら、多分!?酔っぱらって予約したんですよ。そう、酔っぱらって!

 

で、土曜日に意気揚々と、この阿呆が(丹下段平風に)映画館に行ったんですよ!で、受付で初回特典?を貰って、数秒度に気付いたこの間違い。

 

驚愕!→後悔→怒り&笑い→解脱&則天去私→昇天!

 

単純に「SLAM DUNK」と「SAND LAND」を間違えて予約してたんです、はい…。

SLAM DUNK

SAND LAND

似てね? ホント、びっくりポンやわ!しかし、驚きは人生のスパイス。まぁ、阿呆過ぎですね。マジで独りで笑いましたよ。これが独り生活の恐ろしさなのかと!

 

銀幕に映し出されたのは、前回から続くFC(ファミリーコンピューター)世代からしたら、本当にGODな鳥山明先生の原作「SAND LAND」。子供達(結構年配の方も多かった)と共に、サンドランドの映画を堪能。

 

で、これが面白かったんです!絶対子供より楽しんでいた自信有る。

 

予定調和的な、都合が良すぎる、撃たれてるのに大丈夫なん?的な、大人の突っ込み所は多々有りましたが、十分映画館で楽しめる作品でした(実写銀魂の1万倍良かった。あんな惨めな思い二度としたくない、でも、映画館で面白くない映画観るのは、人生で誰もが通る道)。休日暇な人や、やること無い人は、是非騙されたと思って見に行って下さい。

 

しかし、この映画の楽しめる年齢は幾つなのだろう。

 

もしかしたら今回の映画SANDLANDは、小学生高学年以上には陳腐、子供向けに思えたかも知れない。でも、3歳から5歳ぐらいの子供には難しいかな?だとしたら6歳~9歳ぐらいの子供は楽しめるか知らん。まぁ40代の小生には面白かった。先の展開見え見えで観てましたが、逆に先の展開が分かるから面白かったのか。

 

ちょっと(かなり)違うけど、これはクラシック音楽界にも、数十年前から、下手したら数百年前から横たわる問題なんですよね。

 

前にも書いたと思いますが、

 

「モーツァルトは、子供には簡単すぎて、大人には難しすぎる。」

 

確か、E・フィッシャー氏が云った言葉だと思うのですが、少し前にルドルフ・ゼルキンとアバドのピアノ協奏曲録音を聴いて、色々考えさせられているところだったんですよね。

 

最近の(正直良く知らないが…)、鳥山作品は、

 

「子供には簡単すぎて、大人にはマニアックすぎる。」

 

大人と子供の中間、ここが味噌なんだろうな。実質ここの世界は、今まさに任天堂・集英社が成功中でしょう。大人も子供も楽しめる、両社はとても高いハードルで戦ってる。まぁ、小生はピーターパン症候群だから子供向けの方が楽しめるかも。大人が面白いと思わぬものは、子供は楽しまないとの持論、何度も書いてますし。

 

でも、僕らの世代は鳥山デザインのキャラが動くだけで、もう満足してしまうんですよ。劇中にスライムが出て来た時は、ちょっとドキドキしましたし。サタンはあれでしたし。

 

鳥山先生はラゴンボがヒットし過ぎて、自分の好きな世界を描いておられるんだろうな。

もう、サンドランドは鳥山先生のメカ好き、乗り物好き、戦車愛から生まれたような作品。ホント愛が溢れてる。作品の世界観のクオリティーは非常に高く、デザインはもちろん鳥山ワールド全開で鳥山先生の天才を実感出来ます。

 

ただ、水が貴重になる世界は、何やら今後の世界を暗示しているようにも思える。鳥山先生の大いなる警告なのかも知れません。吉田修一さんの小説でも、世界的な水の争奪戦を書いた作品があったな。あれも、めっちゃ面白かった。

 

しかし、スラムダンクもサンドランドも集英社。今、流行の呪術回戦(アニメ面白い!)、鬼滅もワンピもH×Hも集英社…。

凄いぜ、ビズリー…じゃなくて集英社!

 

 

 

SLAM DUNKの映画、どうしよう…。