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8月17日  冷たい炎の画家  ヴァロットン展に行こうと思い立ちまして。
日経新聞文化欄、日曜美術館などで紹介され以前からかなり気になっていました。

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東京駅丸の内出口、もうすっかり秋の空
目指すのは三菱一号館美術館

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趣きのある建物が自分はとても気にいっています。ちなみに現在改修工事中の庭園美術館も大好きです。

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このボスターの絵がぜひみたい作品。
微妙な不協和音を奏でるような不安を醸し出す作品とのことで、ぜひ原画を見たいと思っていました。
それにしても『裏側の視線』というコビーと裏文字印刷にしてあるセンスはとても好き。

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貞節なるシュザンヌ、という作品
貞節とは程遠い眼差し
長老の手出しに抵抗して、逆に不貞の冤罪を受けそうになった聖書の話がベースにあって、この眼差しは作品名のまさに裏側。

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ヴァロットンは 木版画作品も多く、本の挿絵にも多数使われている。
男と女の連作では、シチュエーションが想像を超えます。

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ナビ派とともに活動しながらナビの異邦人と呼ばれ、独自な世界に入っていく。

常に冷静で斜めな視点を感じます。冷たい炎の画家と呼ばれる由縁ですかね。

感動とは異なる、不可思議な感情に包まれた展示でした。