フリーランスや独立したての頃は仕事を選べるほど余裕がないですよね?

これで食ってく!って覚悟を決めて独立してから生活がギリギリだったり、とにかく実績を増やしたかったり色々な理由がありますが、やりたい案件だけ、予算の高い案件だけをやって食っていける人はどれくらいいるでしょうか?

私が独立したての頃は技術が上がれば仕事が増えると信じて経営について何も学んでこなかった。

予算が低い上に、値下げ交渉され、それでも仕事が貰える事に喜びを覚え引き受けていた。

フリーランスになるとよく社長と直接仕事をする機会が多くなる。
私も、何十社何百社の中小企業の社長と関わってきました。

今思うとその中で、まともな社長に出会えたのは手で数えきれる程度だ。

ほとんどの人が値下げ交渉をしてくる。

もうちょっとまけてくれない?とかなんとか

本当に高い品質を求めているのであれば
値下げを要求するなど論外だ。

クリエイターからすると提示した金額より値下げを要求されるとモチベーションが下がる。

モチベーションが下がると品質が落ちる。

当たり前のこと。

それでも引き受けた以上、最大限の力を発揮しますなんて人もいるが、私からしたらそんなの綺麗事に過ぎない。

価値を提供する代わりにそれに似合った対価を支払うのは当然のことだ。


逆に、私が発注側であったとしてちゃんとした物が欲しければ値下げなんて絶対しない。

仮にそれが簡単であろうがすぐ終わりそうな案件であろうが関係ない。

よく、簡単な案件だからもうちょっと安くできる?などと言われたが、それは私が積み重ねてきた何年何ヶ月という知識と経験があって成り立っているのだ。
そこに敬意を払えないヤツらとは関わる必要はないと私は思う。

元々、予算が低い仕事でもあなたが引き受ける事によってそれ以上の価値を得られるならやるべきだか、値下げはする必要は全くない。

何度も言いますが、
値下げをしてくるヤツらとは関わるな!





最後に私が好きなピカソの話を紹介します。


ピカソと ある女性のやり取り

ある日、ピカソがマーケットを歩いていると、

1人の女性が彼を呼び止めました。

彼女はピカソの大ファンだといい、用意した紙に「絵を書いてくれないか?」と尋ねます。


その言葉に微笑みを浮かべ、ピカソは小さくも美しい絵を描き始めました。

そして・・・「この絵の値段は100万ドルです」

女性に言い、絵を渡しました。


それを聞いて驚いた女性は

「この小さな絵を描くのに、あなたは『たった30秒』しかかかっていないではありませんか」

と言葉を返します。


その言葉を聞いたピカソは苦笑しながら

「お嬢さん、それは違う。30年と30秒だ」

言います。