他の記事にて読書離れについて書いてみたけれど、皆が皆興味がないわけじゃなくて、読みたいけど本を読む時間がない方や、読もうと思って本を開いたけど内容が頭に入らない方など、気持ちに反して何かしら妨げになっている場合もあるのではないだろうか。

そのような読書に前向きな方、興味がある方、これから読書を始めようとする方に向けて、ちょっとした読書のコツをお伝えしたい。



コツ①とにかく好きな本を読む

これから読書を始める方や、読書が習慣になってない方はとにかく好きな本を読む、これに尽きる。活字なら何でもOK。自分の好きなこと、趣味、何でも良いのでそのテーマの本を選ぶのだ。

気をつけなければならないのは、やらされている感覚になるものはNG。例えば、学生なら勉強に関する本、社会人なら仕事に関する本など。内容はともかく、自分の意思で読むことが大切。

なぜなら、自分の意思で始めたことの方が、意欲的になり、読み終えた時の達成感が誇りや自尊心がつながりやすいと言われているからだ。


コツ②本の難易度を気にする

これはコツ①ほど重要ではないが、読もうとしている本が自分のレベルに合っているかということも気にかけてほしい。

当然いきなり分厚くて細かい字がギッシリな本など無謀だし、かと言って薄っぺらくて内容が簡単過ぎるのもよろしくない。

それは立ち読みなどでプロローグや、目次から気になる項目をちょっと読んでみるしかないが、 とにかく難し過ぎず簡単過ぎず、これくらいならイケそうだなと言う感覚が得られる本をチョイスしてほしい。

これは読もうという意欲と、読了後の達成感に関わってくる。

余談だが動機づけの理論家バンデューラの提言が参考なる。
「自らの行動が結果に影響を及ぼしうるはずだという期待と、その行動が実行可能であろうという期待によって意欲が生じる」

※『学ぶ意欲の心理学より』著者:市川伸一 氏




コツ③とにかく一冊読み切る

何事もデビュー戦は大事だ。好きなことから派生するチャレンジであれば話は別だが、全く新しいことにチャレンジしようとする場合、大抵の人は失敗すると挫折して嫌な記憶として残る。そこから再び立ち上がるのはなかなか難しいだろう。

僕は登山が好きなので登山に関する本を読むが、登山のデビュー戦は晴れの日に、と書いてあった。雨降る登山はせっかくの絶景も見えないし、寒いし、地面は濡れて歩きづらいし、途中で下山した日には2度と登りたくなってしまうだろう。間違ってもそんな日にビギナーを連れてってはいけない。

それと同じことが読書にも言える。読書のデビュー戦は時間がかかっても良いので読み切ることで勝利を飾りたい。そのためにも、先ほど述べた自分が好きな本を選ぶことが重要になってくるのだ。
また、一冊読み切ることで味わえる達成感が格別で、次の一冊へ続く糧にもなる。


以上、思い当たるコツを挙げてみた。
他のコツについては加筆修正するか、続編という形でお届けしたい。