我妻さんブラジルへ(10) カーサの赤い糸に遊び無し編
次にこちらから連絡を取ったのは現地6月4日(水)午後9時半くらいでした。
中身の濃い一週間が経ち、今日は再診の日でした。そして我妻さんはエンティティーの用意した新たなドラマに参加していました。
サンパウロ在住で割烹の日本料理店を経営されている「村上さんご夫婦」と知り合いになった、ということでした。日本人だと思い、我妻さんの方から声を掛けたら、かなりカーサのことに精通している方であることがわかりました。また、カーサのスタッフにも顔なじみでした。
我妻さんは『リビジョンラインに列ぶ際に、赤峰さんが必ず来るという確認まではしていなかったので、もし会えなかったら、ポルトガル語に翻訳した「私のガンは治りますか」と書いた紙をジョン・オブ・ゴッドに見せて、返事を貰おうと準備していた』、という話を村上さんに話したところ、「そういう事情ならば、時間はあるので、あなたについて行って、あなたの聞きたいことを直接ジョン・オブ・ゴッドに訊いてあげる」といわれたそうです。
そしてセッションでは、村上さんがこれまでのことをすべて伝えてくれました。すると、ジョン・オブ・ゴッドから5メートルくらい位置のエンティティーズ・ルームのベンチに座らされて、そこで瞑想しろ、と言われました。約40分ほどそこに座っていたそうです。
そして終わって出てきたら、村上さんは「ガンは治りますか」と聞いてくれたようで、それについてエンティティーは「あなた次第でなおります」という答えを返した、ということでした。これについては一見、煮え切らない、つかみどころのない言葉のようにも聞こえますが、なぜこう言ったのかという理由は、日本に帰ってからの我妻さんの「気づき」とともに明らかになっていきます。
村上さん夫妻
そのあと良かったら話をしようということになり、そこにカーサのスタッフも来ました。話の中でカーサのスタッフも我妻さんが日本語だけで四苦八苦しているのを見ていたそうで、ただ、判ってはいても誰も日本語が出来ないのでどうしようもなく、ぎりぎりでなんとかなって良かったね、と言われたとのことでした。
その後ピザ屋に行ったそうなのですが、カレントルームの中にいるスタッフもおり、その人たちの勧めで、明日の朝からカレントルームに座ることになった、とのことでした。その村上夫妻はいつも奥のエンティティーズ・ルームに座ることになっているのですが「あなたも大丈夫だから行こう」と言われました。
アバジャーニア唯一のピザ屋さん
カーサのスタッフからは、それが終わったら何人かで滝に行く準備をしているから、あなたも一緒にいこう、と言われたとのこと。併せて、12時になったらその人たちと滝に行ってきて、そして午後のセッションでもう一度列んで手術を受けろと言われた、とのこと。しかし、次の日の金曜日、午後1時にはポウザアダを出なくてはならないので24時間休めない、という話をすると、そのことも併せてエンティティーに、「帰らなければならないので守ってください」とお願いすれば大丈夫だとのこと。
我妻さんは1日そんな感じでとても疲れたとのことでした。
ところで赤峰さんはどうなったのかというと、もう一度ポルトガル語のメールが来たのですが、文章が長すぎて判読できず、午後のセッションに列ぶので、午前中もカーサに行って見渡したけれども、赤峰さんはいなかったとのことでした。しかし、なんといっても村上さんのカーサに関する精通度、エンティティーとの意思疎通や通訳の正確さ等を勘案すると結果オーライというか、万々歳でしょう。
ところで話は少しさかのぼり、一昨日(6月2日〔月〕)の話になりますが、我妻さんはやはりどうしてもポウザアダの食事にがまんできず、私が教えた食料雑貨店に行った、ということでした。3つカップヌードルを買って部屋に戻り、内容表示ラベルをじっくり調べてみていたら、「胡椒」という文字が書いてあり、あきらめたとのこと。
これは中学生の息子さんのお土産にしました。
味は「肉」(左)と「国産チキン」(右)です。ワールドカップの時期に合わせて日本でも「ブラジリアンチキン」というのが新発売されましたが、サッカーボールのイラストがあるので同じものなのでしょうか。値段は2.59ヘアイス。日本円で120円位でしょうか。ブラジルの物価を考えると高いように思います。なお、現地の人によると村の食料雑貨店は商品の価格が一般的に高く、普段はみなさん、少し遠いですがアナポリス等のスーパーに買い出しに行くようです。
まあ、食料雑貨店に行ったことは仕様がないとしても、我妻さんはその日の夜からすごい悪寒に襲われ、具合が悪くなってきた、とのことでした。
食欲も無くなり、他の人は半袖でいるのに自分は上着を着ていても寒くて震えるようで、部屋に戻るとあきらかに熱が出ているのがわかった、とのこと。そのとき感じたことは8日経っていないのに散歩してしまったから、そのせいで具合悪くなったのかな、と感じて、明後日リビジョンラインに列ぶのにこれはまずいと思い、毛布をもう1枚ポウザアダに言って貸してもらい、布団にぐるぐる巻きになって寝たが頭痛もすごく、薬は飲みたくなかったが頭痛薬を飲んだ、とのこと。
すると大量の汗をかいて、少し熱が下がったように思う、しかし、朝になってもまだ具合が悪く、食欲もなかった、朝食は食べられず、食べないとまずいと感じ、ポウザアダの人に風邪薬があるかたずねたら、ブラジルで風邪の時によく飲むお茶を作ってくれた、とのことでした。そのお茶は、正露丸をお湯で溶いたような激マズだったそうですが、そのお茶をカップ2杯分ほど飲んだところ、半日くらいで回復したとのことでした。
ブラジル煎じ薬おそるべし
昨日の夜までは具合が悪かった。そして今朝は大丈夫になったということです。いろいろな出会いも含めて我妻さんのタイミングはいつもぎりぎりです。
食料雑貨店に散歩にいったことについては、大いに反省されたようで(もちろん、当方も同罪ですが)、「8日間は何があってもおとなしくしているように」と、サイトまたはこうしたブログに載せて欲しい、とのことでした。
つづく